アマテラスオオミカミは女性神だった日本の神話に対し、琉球の宇宙観の中でティダは男性であり、その男性(神)を迎え入れるのが多くの神女たちという構図が成り立っている。祭祀芸能の多くが女性たちが神の妻となって踊る。輪踊りは神をニライカナイの神=男性神を称え、迎え、豊穣(命)を再生する。そして実際は根の男たちが神として登場する。按司であり、王である。王に、按司に根神に仕える女神たちが登場する。
太陽(ティダ)と火の神は通底している。燃える太陽、燃える火、陽と火は万物を焼きつくし、万物を生み出す力の源。世界の太陽信仰とつながる沖縄の死生観や宇宙観が横たわっている。まれびとをもてなす女神たちは、まれびとをもてなす異界の女たちにも重なっていくのだね。ますます、疎外されるべきではない。命の多層性、否シンプルさがそこにあるのかもしれない。(つぶやき)
カオス、拡散、覚醒、修羅、魑魅魍魎、止揚、融合、溶解、エロス・タナトス、混濁、混交、創造、破壊、循環、輪、I have to go.