志情(しなさき)の海へ

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ミーちゃんのしっぽが取れてびっくり!鉄のように固い尻尾に少し驚いてはいたが、つまり生まれて4ヶ月までの間に~!

2021-04-06 23:29:40 | 動植物
        (処置の後で動物病院の待合室を歩き回るミーちゃん)
野良猫さんとして生まれたのか、捨て猫なのかよくわからない。最近、走り回って元気だった。しかし固い尻尾を舐め回していてそこのかさぶたが取れて皮膚が表に出ていた。それが~、病院に連れて行った方がいいねと思っていた矢先、実際に動物病院に予約を入れた矢先のことだった。どうも舐め回していた箇所の毛が抜けて皮膚が露わになってそこだけ輪になっていた。次第に赤くなっていて、これは態変だと思っていてその尻尾の部分に手をやりティッシュで拭いていたら、取れてしまってびっくり。赤い血が出て、止血しなければ、とまた慌てて動物病院に電話したらすぐ連れてきてくださいと、快い返事だった。予約は午後3時半だったので、その気配りに感謝で急いで向かった。家の近くの病院で、助かった。

 先生によると壊死ですとのことだった。取れた尻尾を見ると中が空洞になっていて、やはり最初に家にやってきた時、鉄のように固かった尻尾の訳が解けたと思った。自転車にやられたか。猫同士の喧嘩か、いずれにしてもひどい目にあったことは予測できた。餌をあげるのでもなく、ただ身体を擦ってあげたただけの若者の後を深夜ついてきた子猫のいじらしさがあった。

 此の家にやってきて2週間目だった。2階のベランダでの日向ぼっこを楽しんでいて、そこは生まれて過ごした街中の環境に近いのかもしれないと思っていた。
 病院では二人のアシスタントと共に先生はお尻からまだ残っている尻尾の部分の毛をそって処置をした。ずっと、鳴き声が聞こえていていたたまれない気持になりながら待合室に腰掛けていた。尻尾の壊死の状態が悪ければ手術という説明だったが、残された部分の肉も骨も大丈夫だったようで、綺麗に洗って消毒し、ガーゼで巻かれた尻尾になった。顔には傷口をなめたりガーゼを引きちぎらないようにエリザベスカラーが付けられた。猫を家で飼うのははじめてのことで、すべてが初心者マークで向き合っている。しかし、動物病院の先生に診てもらってひと安心して戻ってきた。3日後にまた消毒と包帯の交換に行かなければならない。完治するのに一月はかかるという事だった。

 2週間で固かったミーちゃんの尻尾は少し毛深くなっているように見えた。痩せていた身体も幾分ふっくらとしてきていた。傷口もよくなっているとばかり思っていたので、今日の出来事は不幸中の幸いだと思った方が良さそうだった。尻尾が取れなかった状態で行ったら確実にオペになっていた。動物病院の仕組みも費用についてもよく知らなかったので、ただ保険がきかないので高いイメージが先行していた。処置はすべてで1万ちょっとだった。犬猫を飼いなれている友人に電話であれこれ教えてもらわなければと思う。

 4ヶ月の子猫が家族の一員になって絶えず目が離せなくなってきた。姿が見えないと気になってくる。不思議だ。その身体のダイナミックな動作に驚きたまに足で踏みつけはしないかとはらはらもする。ミーちゃんの残された尻尾が早く回復して、エリザベスカラーの必要がなくなる日が近いことを念じよう。

 ☆家に戻って首のガード(エリザベスカラー)を外した後、ベランダで日光浴しながら休んでいた。ちょっと元気がない様子。

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