急いで網から取り出したが、黄色い粘着性の糸はついていなかった。琉球月橘の老木の窪に置いた。一度落ちてしまったが、二度目は、落ち着いた。そのままの状態でいた。夕方見ると姿が見えなかった。木の下を見てもそれらしき姿がないので、生還したのかもしれない。しかし、よくわからない。
今朝5時半頃又蜘蛛の巣に立ち寄った。又蝉が網にかかっていた。既に死んでいる。それがわかった上で、再び綺麗な網を壊した。女郎蜘蛛は先日剪定して落ちている月橘の枝葉の上にいた。その前に彼女がしとめた蝉を置いた。彼女の餌だ。
もう一匹の女郎蜘蛛の巣網も壊した。小さく奥まった所に網を張っていたのだけど、姉妹のような蜘蛛たちの動きに見える。
朝のオンライン授業の後で現場に行くと、蝉は頭の部分が食いちぎられ下腹部だけ羽と共に残っていた。蜘蛛の姿は見当たらなかった。
彼女たちは二回も人為的に網を壊され、これ以上この場に網を張り巡らす事はないだろうと思う。それでも懲りずにこの空間に網を結ぶだろうか。それは深夜から明日の朝にならないとわからない物語。
今朝5時半頃又蜘蛛の巣に立ち寄った。又蝉が網にかかっていた。既に死んでいる。それがわかった上で、再び綺麗な網を壊した。女郎蜘蛛は先日剪定して落ちている月橘の枝葉の上にいた。その前に彼女がしとめた蝉を置いた。彼女の餌だ。
もう一匹の女郎蜘蛛の巣網も壊した。小さく奥まった所に網を張っていたのだけど、姉妹のような蜘蛛たちの動きに見える。
朝のオンライン授業の後で現場に行くと、蝉は頭の部分が食いちぎられ下腹部だけ羽と共に残っていた。蜘蛛の姿は見当たらなかった。
彼女たちは二回も人為的に網を壊され、これ以上この場に網を張り巡らす事はないだろうと思う。それでも懲りずにこの空間に網を結ぶだろうか。それは深夜から明日の朝にならないとわからない物語。