志情(しなさき)の海へ

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タイトルがすごいね!→7/31 学者の会・第4回オンラインシンポジウム 「ハルマゲドン日本?!のオリンピック」

2021-07-31 14:57:42 | Academia
(豪雨予想の中で入道雲)
ハルマゲドンの日本というタイトルが眼を惹き付けます。命の軽視、政府はどのように国民の基本的人権を守ろとしているのだろうか?戦後日本もまた多くの人々の生命が疎かにされてきたと発表者の発言。

オリンピックの強行開催と学問の自由についてなんですね。マルクス・ガブリエルさんが「日本はソフト独裁国家」と指摘したことについて言及してほしいです。

7/31 学者の会・第4回オンラインシンポジウム 「ハルマゲドン日本?!のオリンピック」


2021年7月31日(土) 13:00-16:00

【「学者の会」シンポジウム概要】
新型コロナウイルスの脅威以上に、科学を軽視した場 当たりの政策によりいのちが失われ市民的自由が奪われ、経済も政治も文化も教育も委縮し衰退していま す。日本社会が崩壊の道を突き進む真っただなか、金儲 けファーストで開催されるオリンピック。その祝賀資 本主義の実体と政治的意図を社会科学によって明快 に開示します。崖っぷちに立つ日本社会を救う市民の 選択のために。

【登壇者】
司会 中野晃一(上智大学教授)
挨拶 広渡清吾(東京大学名誉教授)

・報告
報告1 祝賀資本主義のオリンピック 鵜飼 哲(一橋大学教授)
報告2 オリンピックのポリティクス  井谷聡子(関西大学准教授)
報告3 いのちと暮らしの危機 大沢真理(東京大学名誉教授)
報告4 ジェンダー攻撃と学問の自由 岡野八代(同志社大学教授)
報告5 憲法改正「絶好の好機」? 石川健治 (東京大学教授)

・パネルディスカッション
鵜飼哲、大沢真理、岡野八代(リモート)、中野晃一

・挨拶
佐藤学(東京大学名誉教授)

【安全保障関連法に反対する学者の会】
http://anti-security-related-bill.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=TVdLCqrCKoA

【Choose Life Projectのマンスリーサポーターになりませんか?】
Choose Life Projectは、広告に依らない、市民スポンサー型のメディアを目指します。皆さんのご寄付が、自由で公正な社会を共に作っていくための発信を、一つでも多く、一日でも長く、できることにつながります。
https://cl-p.jp/supporter/
*************
メモ:
公衆衛生ー
大学の事実上の閉鎖についてーー学問の自由が阻害されている。
コロナ差別ーー
  憲法13条 予防接種の問題も含めて~。生命、生活、人格
    22条 職業選択の自由 外国との関係を封鎖、国内での移動の自由を制限される、営業の自由も阻害されている、公共の福祉。
    29条 財政権 
  緊急事態:公共の福祉 最高の法 中核 国家の目的の中心 必要性(necessary 自由とその例外)緊急性 緊要性
  緊急事態条項の危険性:自民党の問題:海図(チャット)と羅針盤(コンパス)

 オリンピック:確信的収奪構造
        弱者への加害。国民の血税
        支出への検証がなされない恐ろしい時代
        無軌道
 異論が許されない。許容される開催ができたか。ジェンダー、暴力的権力、歴史や精神がもっているうさんくさいオリンピック
 議論や自由がゆるされない怖さ。残酷さをさける学問の指針から気分が落ち込むオリンピック。福島ーーTVの自粛
 TVをプロパガンダで使った政治力によるオリンピック。身体性まで変えるコロナ禍のオリンピック。制約、緊急事態制限の問題。
 国家が旗をふる事業の問題。許されない形での開催になっている。『ケアの哲学』ーー選手の棄権、4年に一度にかけたオリンピック選手
 世界中から注目を浴びるスポーツ、振り落とされる代表選手。露骨な治安管理。
 
 事態条項の危険性 緊急事態宣言の下で祝祭便乗型の強奪の仕組み。国家の強制力と管理。
 税金を強奪するシステム、自民党の権力。国家の残酷さ権力が発動されない仕組みをどう作るか?
 国家と資本主義の関係:広告を拒否するトヨタなど
 「神に犠牲を捧げる」スポーツ=オリンピック。残酷になっていく資本主義。オリンピックが使えなければ他のスペクタクルを使う。
  スペクタル資本主義へ。ハルマゲドン 不正義の上に成り立つ資本主義。パラレルワールドの行き先?次の獲物を狙っていく~。
 後先を考えず動いている獣のような資本主義?
 惨事資本主義(ショック・ドクトリン)、メディア資本主義とスポーツのパフォーマンス。パフォーマンスの高さの評価へ 
 IOC accountability《説明責任》がない。劣化版の東京オリンピック。

方向性:
    オリンピックの押し付け、強制性、生きづらい。排除や分断のつらさ。分断が今生きている社会。つながっているので、この政治を支えてきたので、息苦しさをメディアもちゃんと流すことを希望。(メディアに希望を持てるか?)
  付け焼刃的、多様性を含めーーー問題が前景化する。多様性がなぜ競争の場で発揮されるのだろうか。20世紀の戦争の中からパラリンピックが始まった。障害を等級分けして競わせる。障害の克服の物語の中で感動が組織される。構造的な残酷さがすでに含まれている。多様性と競争を引き離すことが可能か。別のスペクティカルな多様性の形?
 いい面はオンラインでの情報交換、意思表明の可能性。リアルでやらばければならないこと。投票に行くこと。5%の投票率増で政治が変わる。
コロナ禍での緊急事態条項に反対する。
 人権の問題を中心に行動する。連帯。つながる。つないでいく。

 『学者の会』の代表:佐藤学さん
 ハルマゲドンの日本のオリンピックーー危機感!
 ハルマゲドン状況をどう乗り越えるか?オリンピック組織委員の問題。祝賀の後に惨事が来る。
 惨事を背負わされている弱者、女性、子供、マイノリティー、祝賀資本主義のオリンピック、犠牲者になる人々が多くなる。
 今後の展望ーー自由、人権、人間の尊厳を取り戻すこと! 思いつきと思い込みの政治の日本。我慢で新しい社会は作れない。


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