
(お能研究者天野文雄先生、日本演劇学会の講演前の会長挨拶)
英文論稿、約5000語仕上げるのに時間がかかり、それからPPT30枚ほど作成でまた時間がかかった。徹夜状態で会場入り、かよさんにたくさん話してもらって、いざとなると、PPTがプロジェクターにきちんと写るまでまた時間がかかったが、そのまま論稿の結論から話し始めた。中身の吟味、整理をして膨大な注釈をつけるひつようがあり、一月後のイギリスでの論稿はまた幾分異なるGENDER STRATIFICATIONでまたその論稿をまとめる必要がある。途中まで以前取り組んでいたものに実証データーを入れる必要があるわけだ。やれやれ、それと近代化のテーマの英文論稿も〆切がやがてだった。また一から見直す必要がある。はっきりいってこれからきちんとした論文に仕上げる作業は厳しいということになる。
天野文雄先生が会場にこられて、昨今組踊について講演されたことや、国立劇場おきなわに赴かれたことをお話しされていて、お能研究の第一人者の天野先生が組踊についてどのような論稿を今後書かれていかれるのか、とても関心をもってお聞きした。今日京都造形芸術大学内の「春秋座」の国宝お二人が登場される「執心鐘入」についてもパンフに書かれたとのことだった。午前中研究学科に参加して正午には急いで京都に向かい、「執心鐘入」を観劇することにした。天野論稿への関心と京都の観客がどう、現在のきらきら星の出演者たちの芸に反応するのか、見届けたいと思う故だ。総会や北京オペラ研究専門家の講演もお聞きしたいが、残念、午後から京都に舞い戻る予定。
写真などご紹介して、I have to go.毛利先生のお写真も後でUPへ!
(アジア演劇の西洋受容のテーマで大勢の研究者が集いました!毛利先生が講演された!)
毛利 三彌(もうり みつや)先生
井上理恵先生
(爆弾発言をされた井上理恵先生、シェイクスピア能の実演家・研究者上田先生、雅恵先生)
演劇は国家のためにあるのではない、と理恵先生。彼女のフェミニスト/ラディカルなスタンスは拍手!
平田オリザさん、つかこうへいさんは在日3世、2世の演劇人、などのお話しが聞こえてきた。越境する劇的空間ですね。