古典音楽、そして民謡と沖縄音楽の多様さや伝統の奥ゆかしさに耳を傾けて実感する日々。
仲泊兼蒲の声音はいいね!古典の味わいはそれぞれの声音と情感の色合いの違いがあるようだ。マイクを通さない生の声の良さが生かされたらいいね。舞台ではマイクが現実だがー。西欧オペラのマイクなしのアリアとは違う沖縄の古典音楽!だが、琉球王府時代から近代、そして現代に至る歴史の詳細はもっと捉えなおされる必要があるのだろう。冊封使の前でマイクはなかったはずだ。マイクなしの組踊の再現ですね。
戦前、仲泊兼蒲がマルフクレコードに吹き込んだSPレコードが残っている。宮城嗣幸さんから貸していただいたCDをさらにコピーさせていただいた。かぎやで風からヨシャイナウ節まで全27曲。キチンと歌・三線を支える音色の箏は国吉つるさんが弾いている。伴奏楽器としての箏、夫と妻、夫婦のような歌・三線と箏の風景はこの間の理想の対の表象、今筝曲奏者は自ら唱箏の世界、創造へと身を乗り出す方も出てきたようだ。筝曲と歌、そして新たな創造がはじまっている。歌・三線と歌・箏のデュエットが登場してくるに違いない。首(歌・三線)従(箏)ではない古典音楽の美を味わいたい。
可能であればCDをコピーすることは可能でしょうか。
ご親戚の方でしょうか。
仲村善信先生にお尋ねください。
沖縄タイムスカルチャーでボイストレイナーとして、第一線で古典音楽などの声の指導をされています。
兼蒲さんの声はとてもいいですね。歌三線も味わい深いです。
よろしくお願いします。