志情(しなさき)の海へ

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何気なく『琉球からみた世界史』を取り出した。リュックに入れようかとー!

2016-07-02 10:34:08 | 沖縄の過去・現在・未来

琉球と朝鮮の儒教にまたひきつけられた。前にある論稿を書くために読んでいた。よなは潤さんの論文も入っているね。氏の翻訳の概念はちょっとわかりずらいけれど。I have to go.シロガシラが鳴いている!

琉球からみた世界史

価格:
本体3,200円+税
在庫:
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解説:
2007年の史学会第105回大会の公開シンポジウム「琉球からみた世界史」の成果を取りまとめ,現在の琉球史の研究状況を俯瞰する。近代以前の琉球史のもつ世界史的意味を探り,さらに今後の課題を考える。
ISBN:
978-4-634-52358-6
著者:
村井章介 三谷 博=編
刊行:
2011年6月
仕様:
A5判 ・ 184頁
もくじ:

1章 「キカイガシマ」海域の考古学-「境界領域」としての奄美群島
 はじめに
 1 ヤコウガイ大量出土遺跡(奄美大島)
 2 「カムィヤキ古窯跡群」(徳之島)
 3 「城久遺跡群」(喜界島)
 4 散乱する滑石製石鍋(大隅諸島)
 5 寺社に奉納された貿易陶磁器(トカラ列島)
 6 「キカイガシマ海域」の歴史的性格
2章 古琉球をめぐる冊封関係と海域交流
 はじめに
 1 冊封体制下の琉球
 2 『歴代宝案』から海域交流をかいまみる
 3 ヤマトとの私的関係から琉球中心の君臣秩序へ
 むすびにかえて-薩摩への従属化
3章 久米島と琉球国-久米島おもろの世界
 はじめに
 1 久米島と「やまと」
 2 中山への入貢と支配領域
 3 久米島と宮古,八重山
 おわりに
4章 ラタナコーシン朝初期シャムにみる「朝貢」と地域秩序
 -「まるで琉球のようだ」(伊藤博文 1888年1月23日)

 はじめに
 1 清朝への朝貢と交易
 2 冊封とシャム王権-二世王の事例
 3 シャムと周辺諸国-ベトナムとカンボジア
 おわりに-「まるで琉球のよう」だったのか
5章 鄭秉哲の唐旅・大和旅-皇帝と話をした琉球人
 はじめに
 1 久米村の鄭秉哲-そのキャリアと五度の唐旅
 2 日本における鄭秉哲-大和旅の諸相
 3 最後の唐旅-皇帝との会話
 おわりに
6章 琉球と朝鮮の儒教
 はじめに
 1 琉球儒教の特色
 2 朝鮮儒教の特色
 結語
7章 ペリー艦隊の琉球来航-西洋の衝撃と対応をめぐって
 はじめに
 1 ペリーの通商戦略
 2 琉球に対する認識
 3 琉球王府の外交
 4 外圧と民衆
 むすびにかえて
8章 世界史からみた琉球処分-「近代」の定義をまじめに考える
 はじめに-「近代」という厄介な主題
 1 近代=国民国家論再考
    -琉球処分はナショナリズムの論理で遂行されたのか?
 2 近代=主権国家論再考
    -琉球処分は必然的に朝貢体制を破壊したのか?
 3 西洋近代再考
    -そもそも近代とはいかなる体制なのか?
 4 東アジア(初期)近代再考
    -西洋との分岐はどこで生まれたのか?
 5 日本近代再考
    -日本史が世界史上で占める位置とは何か?
 おわりに-「近代から近世へ」の転換点に立って
あとがき
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