風邪にしては、涙が出て、ゼ‐ゼーしている。それがずっと続いた状態で、しかし食欲は大丈夫。やたらと膝の上に来ては抱かれたがる。安心感があるのだろう。病弱の思いは人間も猫も変わらない。誰かに寄り添って欲しい気持ち。
それにしても、ゲンゴロウ通りも安心できる空間ではないようで、しかしこの場所からの眺めや小鳥たちのさえずりは、夏のはじめにやってくる赤ショービンの鳴き声も含め気に入っているのだが~。
家の中と庭だけならいいのだけれど、通りに出ると、彼らは家の周囲は縄張りだと思っている。そこで悪さをしなければいいのだが~。上の三角屋根の猫ちゃんのように、いつも家の前にちょこんと座っている。大きな木が切り取られた空き地にいるところも見かけるが、其れ以外は他の所に遠出している様子はない。模範的な家猫なのかもしれない。
最近しっぽが黒い白い猫が庭にやってくるようになった。夜中にマウー、マウーとないて少々うるさく感じる。以前は茶色と灰色のまだらな猫や黒猫も庭にやってきたが、最近は見かけなくなった。元気でいるだろうか。
家の中に閉じ込めて全く外に出すな、放し飼いは法的には認められているの意見の相違で家族と内戦状態。今まで自由に外と家の中で過ごしていた猫たちをいきなり家の中に閉じ込めることは難しいと思っているのだが、野良猫を家猫にするためにはまったく隔離された家の中で過ごさせ、慣れさせるのだという。それが可哀想だと思うのだが~。庭と家の中、その周辺の自由な空気感は維持したい。しかし、いろいろと彼らが起こした後始末にも対処しないといけない。
犬猫のペットを飼うのもたいへん。生き物を飼うことは家族と同じになるので、日々のケアーが必要。犬だと毎日散歩に出る必要がある。その方が健康にはいいかもしれない。4匹の犬を飼っていたお隣さん、昨今2匹残っていたが、全部他界して一匹もいなくなった。毎日散歩に連れ出している姿がたいへんそうだった。今、あらたに犬を飼う様子はみられない。犬たちの面倒に疲れたのかもしれない。玄関を開けて犬たちとの交流をしていた。野良犬のような小さな犬も飼って一時5匹に増えていた。家の庭にも入ってきてウンチをしていた。しかし、一度も謝罪などなかった。車の後ろに糞があったりもしたのだ。
猫に関して、車の中に閉じ込められたこともあったが、落とした鍵が戻ってこないので、それで、スマートキーの元鍵でドアは開けられる。車の中にあえて閉じ込めたのは、猫を家の中に閉じ込めろのメッセージとも受け止められるが、落とした鍵を返さず、猫を閉じ込める行為は許しがたい。
まだ鍵が戻っていないので、また同じことをやらかすだろうか?海外から取り寄せた防犯装置は取り付けているが~。
日々の移ろい。無常を生きている。