昭和13年（１９３８）に撮られた琉球舞踊の写真、「かしかき」現在と足遣いが違いますね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（昭和13年の琉球舞踊）

琉球舞踊の研究が戦後の型を緻密に分析しているのだが、王府時代、そして近代から現代へ、その通時的研究の希薄さが気になる。
この昭和13年のかしかきなど、足の踵を立てている。しかも背中がそった形である。

下は阿麻和利の写真、玉城盛重さんだね。足の型は男の豪快さだが、女立ちはこの型に足の歩幅を小さくした形になるね。四つ竹の手のかたちは現代と似ているように見える。