志情(しなさき)の海へ

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東京で「沖縄の工芸展」があります!いいね!

2023-08-22 03:11:00 | 日々の記録・備忘録
沖縄の工芸は人気があります。
なかなか久米島紬にしても紅型や宮古上布や八重山のミンサー、喜如嘉の芭蕉布も一般庶民にとっては高価な織物です。芸能の盛んな琉球諸島なので、芸能の実演家の皆さんは、意外と高価な絣や上布、紬などを着こなしているのでしょう。
 帯一つでも何十万も値段が付いたりしています。実際の織物となると、さらに高価になるでしょう。普段、着物を着け慣れているわけではなく、講義の場でもジーンズ( jeans) を愛用していた者にとっては、着物を身に着けることは、まったく日常ではありえませんでした。華道や茶道になじむこともなく過ごしてきたので、着物は成人式の日以来、ほとんど身につけていませんでした。しかし、裕福だったお母さまがたくさんの着物を残してくれたという知人からいただいた着物を着付けしてもらったのは去年の事でした。
 それなりに楽しいひと時を過ごしました。しかし、ゆっくり着物を身に着ける精神的、時間的ゆとりがないのが現実です。
 実家の母は何組も仲人をしていたので、それなりに着物を購入し、残しています。しかし、特別の機会がない限り着ることはありません。私も一度だけ教え子の仲人をしたことがありました。嘘のようです。

 昨今、日舞をやっていた方で、普段から着物を着け慣れている美しい方が、それぞれの家庭に眠っている浴衣や着物をリメイクする教室をはじめられて、たまに知人に誘われて通っていました。と言っても、ほとんど日舞の先生にリメイクをお願いするような形で、コーヒーや甘い菓子をいただきながらのユンタク(お話会)を楽しんでいました。リメイクは二着作っていただきました。気に入っています。普段着と少しフォーマルの雰囲気のリメイクされた物です。後二着ほどほしいと思っているのですが~。母の着物はもったいないのでリメイクはできません。
 最近、ディスカウントショップでも着物が安く手に入る時勢です。知人に教えてもらって浴衣や絣などを手にいれました。しかし、彼女からいただいた着物はリメイクしていません。なかなか日常的につける機会はないので、リメイクにした方がいいのかもしれませんが~。
 玉城千枝先生の舞台公演で久米島の大島紬を来た大勢の婦人会の皆さんが、久米島紬音頭を踊っていました。千枝先生振付の音頭です。久米島に琉球舞踊支部ができて30年になるとの事でした。婦人会で久米島紬を身に着けて踊るというのはいいですね!婦人会活動の良さの一つです。
 華道や茶道、琉球舞踊や歌・三線、筝曲の習い事をする方々は着物に馴れていますね。ゆったりした雅の世界です。芸道は優雅なんですね。そうした優雅な世界を普段着感覚でたしなんでいる方々が「沖縄の工芸展」に足を運ぶのでしょうか。
  そう言えば銀座でママをしていた友人は、職業として、よく着物を着けいたようです。きれいに装う事が仕事のユニフォームのようで、着物を楽しむとか味わうという感覚ではなかったと話しています。興味深いです。現在彼女は着物を大いに楽しんでいます。機会があれば、自ら着付けして楽しんでいます。
 何十万もする紅型帯を制作している作家の方がお友達で、高価な帯をプレゼントされたと喜んでいます。いいですね!





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