キャンプ・シュワーブの返還運動はどうして起こらないの?埋め立て反対でビジョンも!
新基地建設、反対は分かる。辺野古埋め立て反対も分かる。しかし今シュワーブ内部で旧来の建物が壊されていて、新基地建設に向けた工事が着工されているらしいというTWやブログ情報が入ってく...
1年前のブログが送られてくる。なぜキャンプシュワーブそのものの返還運動をしないのだろうか、と書かれている。まだわからない。名護市に問い合わせたりしないといけないのかもしれない。キャンプシュワーブの地主の構成などどうなっているのだろうか?だれが基地の存在で被害をこうむり利害を得ているのだろうか?ちょっとそれが気になってきた。広大なシュワーブ基地の実体を知りたくなった。NETで分かったことは今後UPしていきたい。今はちょっと時間が取れない。
ネットで検索すると以下の記事がありました。シュワーブの四分の一は私有地だとのことです!四分の三は名護市の土地ですか?名護市はなぜ四分の三の基地の返還を要求しないのでしょうか?私有地の皆さんは基地が増強されることによって近隣に住む人々に弊害が及ぶことを是とするのでしょうか?嘉手納基地周辺の豪邸に住む人々は、騒音が押し寄せる生活がいいものと考えているのでしょうか?疑問です。防音装置がついていても飛行機の離着陸の爆音はわたしには耐えられないのですが、金と引き換に、爆音に忍従して生活を営む状況は、屈辱的に見えます。基地は金を生む魔法の杖(地料)なんですね。
シュワブ一部、地料上げ 防衛省、査定見直し65%増
2015年1月11日 09:57【名護】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の一部民有地について、防衛省が2015年度から賃料を前年比65%増額することを地主らに伝えていたことが10日までに分かった。「山林原野」としていた地目を単価の高い「宅地見込み」で査定し直す。米軍普天間飛行場の移設に向けた地元対策の一環とみられる。
名護市軍用地等地主会によると、シュワブ内の開発で使用状況が変わっても1956年の土地賃貸借契約から地目が変更されない土地があり、地主間で賃料格差があったという。宮城恒雄会長は「対象地域はわずかだが大幅増額は初めてだ。長年の格差是正要求に国が応えたものと受け止めている」と語った。
同会などによると、増額の対象はほとんどが私有地で、国道329号から海側にある米軍普天間飛行場の移設予定地区を含む兵舎地域にある。会は賃料格差の改善に加え、陸地部分の移設関連造成工事の状況も勘案して、政府に軍用地料の増額を求めていた。
防衛省は2013年度から県内軍用地の評価見直し作業に着手している。
同会の地主数は約680人。同会によると、シュワブ全体の年間賃借料は近年1・5%増程度で推移し、12年度は約26億3900万円、13年度は26億9600万円だった。
宮城会長は「移設を意識した増額だろうが、賃料の低かった土地が他と同等に扱われる程度だ」と話している。シュワブの賃料は隣接するキャンプ・ハンセンと比べても低いとして「今後も増額を求める」と述べた。
また移設を容認する条件として軍用地料増額などを求めている辺野古区の嘉陽宗克区長は「移設に向けた地元配慮だと解釈している」と語った。*****************
しかしまだキャンプシュワーブ内の土地の地主がだれか、どれだけの土地代が入るのか?→年間、およそ26億万の金を生み出すキャンプシュワーブである。地主は680人。←土地代で潤っている人々はどんな人々?名護市もシュワーブからかなりの土地代の収入が入ることになるのだろうか?いくらの地料が名護に入るのだろうか?土地代は魔法の杖だろか?
戦争に加担している、加担してきた基地である。キーストーンは土地代のあぶく銭を地元や地主にもたらし、その恩恵を受けて教育投資が可能になってもいるのだろう。そこから現世の利得と生き易さを手に入れている人々がいるのも事実だろう。一方で多くの人々が戦争で殺されてもきたその矛盾を生かされているのも事実だ。
貧しい沖縄の住民はまた土地代にしがみついて生きることを余儀なくされているのだろか?基地と無縁な市町村も多いはずだね。基地とあぶく銭の関係はドラマにも物語りにもなりそうだ。その基地から戦闘機が飛び立ち、艦隊が航海していき、核搭載の潜水艦もやってくる。
異常な島に変わりはない。噂によると嘉手納基地の土地は投機の手堅い物件だという。異常さと日常のシステムの間に生きるわたし達!制度の隙間をうまく利用してプロフィットする功利的な人々と、そうした制度の矛盾の中でもがく人々に分かれるのだろうか?
綺麗は汚い、きたないはきれいがエコーする。
Fair is Foul and Foul is Fair!