「流れ雲」は大城立裕さんや船越義彰さん、嘉陽安男さんがべた褒めだった。59年に沖縄タイムスの演劇コンクールで受賞しているが、タイムスに問い合わせても当時の脚本や音源が見つからないという。当時から真喜志康忠の舞台は全部観てきたという方々がおられるに違いない。しかしすでに65年が経過している。 58年に琉球新報演劇コンクールで入選した「落城」などは、当時の親子ラジオで放送されたと新聞記事になっていた。 . . . 本文を読む
精力的に頑張っている姿は頼もしい。文化史として沖縄芸能を捉えていることは興味深く、大衆演劇の定義も意表を突くもので、おそらく賛否があるだろうと推測する。前提条件の沖縄大衆演劇の定義は、公儀の沖縄芝居と狭義の沖縄芝居に分け、冊封使節を歓待する目的で誕生した組踊、ならびに端踊を広義の沖縄芝居とし、御冠船芸能が歌舞伎や西洋演劇の影響を受けつつ商業演劇としての独自の発展を遂げたものであるから、組踊や琉球舞 . . . 本文を読む
石川沙央さんの「「ハンチバック」 は是非読みたい。ネット上ですでに20年間小説を発表してきた作家だ。覚悟が違う。紙媒体だけではなく、オンライン上に小説が飛び交っている。小説は読み終えた時、続きとしてこのサイトに~。MSN当事者の立場から、必ずしも積極的に描いたのではないことが後半に明かされる。しかし、虚構体とも~。『ハンチバック』はベストセラーNO1、で地元の書店でも売り切れでアマゾンに注文した。 . . . 本文を読む
確か、2015年に京都からパートナーのFritzと共に奥の細道のルートを6日間旅した美代さんでした。それが芭蕉に対する深い敬愛の念と共に、自らの解釈で『奥の細道』を翻訳するという意気込みに支えられていることを何となく感じても、彼女の深いコミットメントまでよく知りませんでした。 ようやくドイツの出版社から出版されたのですが、専門書なので、高いです。76ページで63ユーロです。9,851円。簡単に手が . . . 本文を読む
玉木一兵さんが、そのドキュメンタリー映画にかかわっていることは、Official siteで知りました。映画観たかったのですが、すでに4月で終了なんですね。また上映会があれば、ぜひ観たいです。 原監督の映画製作の意図が以下のように紹介されている。 「一部の犠牲はやむえない…これは日本国家の根幹にあり続けている考え方です。戦後三フランシスコ条約によって沖縄を日本から切り離したことは、 . . . 本文を読む
(つぶやきのような~)午後2時に本番がある17日の朝、今年8月15日に生誕100年を迎える康忠さんが、「ときわ座」時代の1958年、琉球新報演劇コンクールに入選し、最高演技賞を受賞した「落城」の記念公演について、1分だけ「真喜志康忠生誕100年(十三回忌)記念公演」について、アナウンスさせてほしいと、「なはーと」当局の担当者にお電話したところ、一団体の要望に応えることはできない、と残念な答えでした . . . 本文を読む
台風で簡素な作りの棚は崩れたが、ゴーヤーのつるはたくましく触手を伸ばしていた。シークワーサーの枝葉にしがみつき、覆い尽くす勢い。マンジエリコンにもしがみつき、さらに、つるは空中を彷徨いながら次の行き先を物色している。 夏を盛りに実をつけていく。上を見上げる。ゴーヤーの葉が絡まりあっている。ヘチマの黄色い花が見える。花がニガウリの花より大きい。 ニガウリは不作でも、ニガウリの壊れた棚に行くのは息抜き . . . 本文を読む
なぜか全部観れました。ひと月前でしたが~。どの世界にも天才、天分を発揮する子供がいることに単純に感銘を受けます。天才たちの人生にも多様なドラマがあるのは、山あり谷ありの人生の必然かもしれませんが~。 ダンテの『新曲』を最後まで読まなければです。古いバージョンが色が褪せて、新しい三巻を注文しました。死ぬ前に観るべきのBBCに選ばれた21世紀最高のNetflix作品| [ドラマ紹介]
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朝6時半頃、ゴーヤー棚の入り口で色鮮やかな蝶が羽を羽ばたかせている。たまに庭で見かける蝶だが、名前はよく分からなかった。検索してツマグロヒョウモンと分かった。辛子色(普段は橙色が多い)を基調に薄いピンク色、斑点も多くおしゃれさんの印象。 しばらくすると羽を羽ばたかせて飛んで行った。👋。ゴーヤーは、今年は不作だが、それでも実はつけている。シークワーサーの木の上まで伸び切っている。今夏の恒例、クマ . . . 本文を読む
村の少女のみずみずしさ、恋する少女のいじらしさが自然の景観や音楽の中で描写される。現在がモノクロで過去の恋する少女と先生の物語がカラー影像だということも印象深い。実はこの映画をDVDで観たのだが、YouTubeでも一部が観られる。英語字幕がついている。沖縄演劇のある作品との比較で紹介されて観たのだが、抒情的な物語は台詞は少なく人の思いを表情で、彼女の行為に語らせている。何より恋する少女の心が表情の . . . 本文を読む