nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

PC作成日記11

2011-06-03 21:57:02 | パソコン

PC作成日記11

AdobePremiereCS5.5 ベンチマーク 2

昨日に引き続き旧PC VAIO(PentiumD3.2GHz)と自作新PC「VEGA」とのベンチマーク比較第2段は、H264エンコード時間比較(作品長:57分ハイビジョン)です。

 VAIO(PentiumD3.2GHz PremiereCS4)・・・・・・・・・約20時間  

 VEGA(Core i7 2600k PremiereCS5.5) ソフトエンコ・・・・2時間3分

 VEGA(Core i7 2600k PremiereCS5.5) CUDAエンコ・・・・0時間59分

  (グラフィックボード:GTX-580 3GBメモリ搭載品)

新PCではソフトエンコードだと、旧PCの約1/10に時間短縮できました。

CUDAハードエンコードにおいては旧PC比較で1/20に時間短縮できました。

まっ! これとて、PentiumDのCPUがそうだった様に時間と共に進歩を遂げて行くと「遅い」と言う事態になるのでしょうけど、現時点では満足です。

これで、今年の秋のビデオ編集シーズンに向けて第一段階の準備は完了かと思います。

この先は、順次AdobePremiereの旧プロジェクトの64Bitマシンへの移設を含めて環境整備になります。

ここ2週間で行なった動画編集環境に対する検証で、PremiereCS5.5に対する移行ノウハウがいくつもありました。 追って整理したいと思います。

ただ、CS3からバグだらけのEncoreDVDにつては、まだこれからの検証になるので、余談はできません。 なにせ、バグをバグとしてAdobe社に認めさせるのに2ヶ月以上もかかって、結局はパッチは出せませんと言われた事が過去に2回ありますから・・・ 代替案があればなんとか許せるんですが、次版対処しますって逃げますが、CS4の時にはCS5が出たら「64bitOS専用です」でしたから、ユーザを馬鹿にしています。 SONYなどは、すぐに対応して3ヶ月後にはパッチ出してくれましたからやっぱり、国産APLは良いのですが、Adobe製品にどっぷり浸かってしまった今は、なんとも判断のしようがありません。 事象に対する詳細レポートを作るのにどれほどの検証時間と資料作成時間を費やしているのかAdobe社ももっと理解すべきだと思います。 過去に4つの不具合に対し、それぞれAdobeサポートが持ち合わせなかった代替案を提示した経緯があります。 いわば、Adobe社に貢献しているわけです。 どうか今回はバグが出ませんように。 パチ!パチ!

なんか、愚痴ってしまいました。


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PC作成日記10

2011-06-03 00:18:16 | パソコン

PC作成日記10

AdobePremiereCS5.5 ベンチマーク

先週から、VAIOからのビデオ編集環境の新自作PC「VEGA」への移行を行なっていますが、VAIO(PentiumD3.2GHz)とのベンチマーク比較をしようと、昨年作成したビデオ作品のプロジェクトをVEGAにコピーし、全く同じ状態で速度を確認しました。

エンコード時間比較(作品長:57分/MPEG2)

 VAIO(PentiumD3.2GHz PremiereCS4)・・・・・・・・・5時間13分  

 VEGA(Core i7 2600k PremiereCS5.5) ソフトエンコ・・・・0時間57分

 VEGA(Core i7 2600k PremiereCS5.5) CUDAエンコ・・・・0時間32分

新PCではソフトエンコードだと、旧PCの約1/5に時間短縮できました。

ほとんど作品と同じ実時間な訳です。

GTX580のCUDAのハードウェアエンコードの場合、約1/10に短縮。

作品の実時間のなんと半分の時間で完了。

●CUDAの不具合

 ただ、お目当てのCUDAは昨日6/1に発出された、新ファームVer275.33にするまでは、タイトルなどが2つ以上重なった場所で「原因不明なエラー」と言うメッセージが出てエンコードが止まってしまっていました。(ソフトエンコードでは問題なし)

多くのアイディアにより検証を進めた結果、回避策としては、エンコード前にレンダリングをかけてからエンコードすると上手く通る場合が有ることがわかりました。(レンダリングは、Adobe Mercury Playback Engineを「ソフトウェア」で実行しないと同じエラー結果となります)

しかし、完全ではなく不安定な状態でした。

この件については、「CGなんでも覚書」にもCUDAに不具合があり、近々新ファームが出る予定であることが書かれていました。

で、やっと昨日その新バージョンが出てきて、今日ファームUPしました。

が、しかし、そのままエンコードをかけるとやはり、複雑なタイトル設定のところでエラーが発生。 

  ↓

旧ファーム同様、全域レンダリングを掛けてからエンコードを実施したところ最後まで正常に完了しました。

前記で示したCUDAによるハードエンコード時間の「32分」は、そのレンダリングの時間7分とエンコードの時間25分を合わせた時間を書きました。

ちょっと2度手間になるところが面倒ですが、レンダリングも一度全域かけてしまえば、その後シーケンス上に変更があってもその部分だけかけ直せば良く数十秒で終了することがほとんどです。

なににしても、これまでの1/10、作品実時間の半分の時間でファイル書き出しができる事に何にも代え難い喜びを感じました。

なお、H264への書き出しは、旧PCのVAIOでは同じプロジェクトでも20時間以上かかっていましたから、どのような結果になるか更に楽しみです。


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