新しい家に越して間もない7月中旬ごろ家に電話がありました。
家の近くの中学校の卒業生だと云うので何の話かと聞きだすと、11月に結婚式を挙げるらしくその披露宴で上映するビデオを作って欲しいという事でした。
これまでも知り合いに頼まれて数件作っていますから作る事自体は馴れたものですが、全く知らない方からの飛び込み依頼は初めてだったのでとても不安でしたが、幸せな二人の門出なので思い切って引き受けました。
先日平日に写真などを持って家に来たようですが、私は帰りが遅いので会えませんでした。でもその写真を見て思い出しました。 元気に部活をやっていた女の子です。
先週金曜日に、わざわざ私に挨拶したいと二人で家に来ましたが、やっぱり思ったとおり鯛か鯉の如く元気な子に間違えありませんでした。
14年間学校のビデオ撮影・編集をしていますが、印象に残る生徒はそうは居ません。 これも何かの縁なのでしょう。 私が作った学校祭や卒業記念ビデオを見て、今回のビデオ作成を私に依頼したくなったのだとか。
嬉しいじゃありませんか。 こんな形で再度お手伝いが出来て喜んで頂けるのであれば私としても最高です。 私が云うのも変ですが、アマチュアと云えども心がこもった作品はプロ以上の物になるのです。 何故かって? 引き受けたい(られる)ものだけしか引き受けないから「作品作りが楽しい」のです。 商売としていないアマチュアの特権ですね。
今日やっとβ版が完成し、明日二人に見せるのが楽しみです。 先日会った時もう一本同じようなものを作って欲しいと云っていたので、あと2週間は作品作りが楽しめそうです。
この二人はきっと幸せな家庭が築けると思います。