ピンチはチャンス!
子供のころから逆境に見舞われた境遇に育った私はこの言葉が好きです。
逆境こそチャンスなんだと・・・ 誰に教わる事無く長年の体感で会得した言葉です。 素直な気持ちで逆境を臨むとそれがメッセージである事が分かります。 苦しみの陰に隠れた幸せを見いだせるかどうかはその人次第です。
今日の台風も昼ごろは、川の氾濫は雨量的に大丈夫と心に決めていてもとても不安でした。 台風が去って安堵の気持ちで以前録画した「トラベリックス」と云う海外の旅番組を見ていたら、外の景色がきれいな事に気が付き、家の中から写真を撮っていました。
ちょっと色が今一出ていませんが、南方向の空が赤く染まり綺麗でした。
ついでに右下に若干写っている光の発信源は下の写真のもの。
10年以上前に益子に陶芸を見に行った時に、中に光源があってそこから漏れる明かりがとても気に入ってしまって、帰って来て翌週には紙粘土で見様見まねで自分で作った光のモニュメントです。
自分でもとても気に入っていて、休日の夕暮れ(特に冬場)にはお酒を飲みながら音楽を聞きこの穴から漏れ出す明かりに癒されています。
参考に後日詳細をブログで紹介しましょう。
そんな事をやっていたら、妻が「西の空がきれいだよ」と教えてくれました。
妻は何時も私に新しい何かを教えてくれる救世主なんです。
外へ出て見ると、おオォォー! きれいな夕空です。
それに見とれていると、妻が「月がすっこく青く見えるョ」と言いだしました。
写真じゃ伝わらないかも知れませんが、赤く染まった夕空に浮かぶ月が本当に今まで見た事無い様な青白く輝いた宝石の様に綺麗に見えました。
ふと、夕空をバックに愛家を撮りたくなりシャッターを切りました。
風で倒れたコスモスもなんとか起こしてあげて良かった。 この写真のために起き上がっていたかのようだ。
「これからも私の生涯を自然災害から身を守りつつ、共に暮らしを支えてください」と、この家に祈りを捧げながらシャッターを切りました。
この夕空を堪能できた人は何人いるだろう。 気づかなければ知らない内に通り過ぎてしまうひととき。 ピンチはチャンス!
ありがとう!