フレッツ光メンバーズクラブになっていると、毎年ポイントが7000ポイントくらい付く。
3月で前年のポイントが失効するので、いつもこの時期にポイントを景品と取り換えている。
さて、今年は・・・
いろいろ飲食物を探したが、これぞと云う物が無かった。 ふと、家電関係の所を見たらモバイルバッテリーがあった。
HMB-10 と云うモバイルバッテリー。
スマP(一般通話に使わないからスマート・フォンじゃ無くスマートPCと勝手に命名)も買った事だし、イザと云う時の予備電源として使えそう。
早速注文した物が昨日届いた。
ちょっと重い感じはするが、容量の多さが気に入ってこれにした。
5VのUSB電源出力も付いているので、アクションビデオカメラHDR-AS100Vの電源としても使えそうだった。
しかも、このバッテリーは12V端子も付いていて、付属のケーブルで光ルータに接続すれば、停電時に光ルーターの電源供給ができる優れもの。
昔の電話と違って、今の電話は電源が無ければ一切通話も出来ない。 電源を必要としない昔のアナログ電話機を繋いでも光ルータに電源が供給できなければ通話は出来ない。
そこで、このモバイルバッテリーで光ルータに電源を供給できれば電話局と繋がる環境は整う。
ただ、接続されている電話機が電源を必要とする電話機ではだめ。 そこはベーシック機能のみの100V電源の必要のない電話機があれば、それを電話のジャックに挿して、めでたく通話が可能となる。
私は災害時に備えて昔使っていたSONY製の電源を接続する必要のないプッシュフォンを捨てずに取ってある。
また、私の家の光ルータには無線LANは内臓されていません(別に付けている)が、停電しても給電して光ルータが使えればノートPCをバッテリー駆動で有線でLAN接続してネット接続も可能となる。
家の光ルータ(NTT光ルータ(PR-300SE))の消費電力は27Wなので、このバッテリーで1時間使用できる事になります。
さて、話は戻ってアクションビデオカメラHDR-AS100Vの電源として使用する時の電源容量について確認して見た。
表示を見ると、「28Wh」もの容量がある事が分かる。
さて、その電力量って、どの程度使えるって言うものか?
以前に紹介したアクションビデオカメラHDR-AS100Vの記事にある本体に入れて使うバッテリーNP-BX1と比較してみよう。
NP-BX1は、「4.5Wh」で、リンク先の実験結果で分かるように1:30の動画撮影が出来る。
HMB-10は「28Wh」ですから、28÷4.5=6.2倍の電力容量があり、AS100Vで連続9時間もの動画撮影が可能と云う計算になる。
ちなみに、エネループを使った自作の電池ボックス(Ni-MH電池)の場合、片系接続時「27.4Wh」(1900mA×1.2V×12本)なので、ほぼ同容量となる。 私の電池ボックスのばあい、それが2ユニット収まっていてSWで並列接続に出来るのでその倍の「55Wh」まで使えるので、それはそれで凄いことな訳だ。
と言う事で、「HMB-10」は私のビデオ撮影環境にも充分適用可能な事が判明した。
その3つを並べてみた。HMB-10は自作電池ボックスのほぼ半分の大きさで容量も丁度半分ですからそんなものでしょう。
勿論、スマPの電源としても充分活用できるし、それ以外にも12V系弱電機器への電源利用も可能だし、今後使う機会が増えそうだ。
しかし、私が買ったASUSのZenFone 5は、取説みても消費電力値が書いていない。どれ程の消費電力なのか?
書かれているのは電池の電流値「2110mAh」のみ。これだけでは電圧が分からないと電力比較が出来ないので、スマP内臓電池とHMB-10の使用可能時間比較はできない。
サイズ的な感覚では2倍くらいなのか?? ちなみにHMB-10は 11.1V 2450mAhなので、約28Whと分かる訳。
誤解していけないのは、1時間に流せる電流値だけでは使用時間の比較はできません。 電圧×電流=電力 の電力値で比較しないとだめです。
リチュウームイオン電池の1セル電圧は3.6Vなので、2セル使用だとすると、7.2Vなのかも知れない。
この仮定でいくと、 7.2V×2110mAh=15Whとなる。 だとするとHMB-10は28Whなので、約スマP内臓電池2個分くらいの容量と言う事になる。
およそ合ってるんじゃないでしょうか?
PS.その後、電池表示アプリにより、スマPの電池が1セルであることが判明。
HMB-10はスマP4回分の電池容量であることが分かった。