娘のお雛様は今でも実家である我が家に仕舞ってあります。
時には出して虫干し兼ねて異常が無いかチェックする必要があります。
自分のブログで確認すると、前回出したのは2019年で6年前になります。
最低5年に一度はチェックしたいものです。
で、妻が出したいという事で早速出しました。
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大方異常は無かったのですが、屏風の折り畳み部分の丁番が少し錆ていたのと、写真立ての裏に付いているオルゴールが動かなくなっていました。
丁番は錆を落として錆止めをしておきました。
オルゴールは入っている木の箱が全部接着剤でキッチリ接着されていて分解出来なかったのですが、ゼンマイ回しの隙間からCRC5-56を何度か吹きかけて暫く放置してから動かしたら、正常に動く様になりました。
6年前に出した時には漆塗りの辺りが若干カビが生えていた個所もあったのですが、アルコールで綺麗にしておいたからか、今回はきれいな状態のままでした。
あとは、特段修理が必要な個所はありませんでした。
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写真の娘のあどけない幼少の顔の面影は、今でも残っています。
「娘」は幾つになても「娘」ですね。
当時はまだ7段飾りなんて云うのが田舎での普通でしたが、私たちは社宅暮らしだったので、妻の両親に「小さいものを」とお願いしてこの雛飾りになりましたが、結果こんなに年数が経過しても手軽に出して飾れることに感謝しています。
愛情は物の「大きさ」じゃ無いですね。