nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

家を建てる時のノウハウ・・・記録

2017-02-20 21:38:36 | 建て替え新築

今回は「家を建てる時のノウハウ」と云うよりも、家を建てている時のノウハウになります。

完成した後に壁の中の構造等を知りたい事があり、そのための大切な記録を取って置くと云う行為について。

先日、玄関の靴箱の上の壁に写真を飾りたいと思って、そのための釘を打つ必要があり、石膏ボードの裏にある柱などの構造物の在り処を知りたくなった。

そのため、土曜日に次のようなアイテムを買って来た。

右のアイテムは、石膏ボードに細い針を挿して木材などの構造物を確認する物。

左のアイテムは、穴を開けずに構造物を感知できるもの。

左のアイテムについて若干説明すると、下記の説明の様に石膏ボード裏にある凹凸の変化点を検知してブザーとLEDで知らせてくれる優れものだ。

実際、使って見るとかなり正確にその場所を示してくれる。

ところが、玄関脇のシューズBOX上の壁で試すと、ブザーがピーと鳴ったままLEDが点かない。

説明書では、裏にある構造物が検索開始点からすでに存在していて切れ目の変化が無い場合などにそうなるらしい。

もう一つのアイテムの針を実際に刺して確認しようと思ったが、小さな穴であってもあまりあちこち穴を開けたくなかった。

その時、思い出したのが建築途中に大量に撮った写真がある事を思い出した。

多くの人は、建築途中の家を写真に収めたとしても、恐らく記念にとかそう言った意味合いで数枚撮ってお終いだと思う。

でも私の場合、完成後見えなくなってしまう壁の中の構造を記録しておくために撮ったので、そもそも視点が違う

全部屋の壁となる部分を全て工事の順を追って撮っておいた。

玄関付近も探したらありました。

下の、写真の右上の横に長く打ち付けてある板が、先ほどの電子探知機で連続して構造物があったと認識したシューズBOXの上の壁で、その壁の半分から上がそうなっている。

再度電子探知機で上下の確認を行うと、間違えなく板の最下部の切れ目でLEDが光ってその場所を指示してくれた。

写真だけでは、正確な床からの寸法までは把握しきれないので、これらの写真と探知機の両方が有って、初めて確かな状況が把握できると言うものだ。

これらの情報から裏板の位置は割り出したが、もう一つの針式の探知アイテムで実際の板までの深さ等を正確に確認すると、20mmでした。

 

なお、釘についても良い情報を書いておきますので、必要な方は参考にしてください。

普通の釘では、もし万が一不要になった際に、抜くのが難しかったりするかも知れないので、木ネジを使いたいのだが一般的な木ネジは結構太くて大穴が空いてしまいます。

そこで、ホームセンター内をくまなく探したところ、写真の様な「建具用木ネジ」と云う物を探し当てました。

太さが2mmしか無く、壁に開ける穴は最少限に抑える事が出来、ステンレスなので錆びて穴付近が赤くなってしまう恐れもないという優れものです。

一条工務店の家の場合、屋内壁で使用している石膏ボードも確か一般住宅では厚い15mmですが、前述したように壁表面から裏板までの実測値が20mmなので、その厚みとその裏板にねじ込む量と、写真フレームの紐を掛けるために壁から吐出させておく寸法を考慮して32mmの物にしました。 

これで、木部には9mm食い込ませて3mm壁から頭を出せます。

あまり、頭を出し過ぎると写真フレームが手前に倒れて来ますから、この程度が良いと思います。

その状態で、設置した写真フレームの状況が次の写真です。

2年前にサイクリングで行った那須フラワーパークで撮った写真を入れて見ました。

写真サイズはA3です。

でも、住宅メーカーによっては建築途中には一切立ち入りを禁止するメーカーも有りますから注意が必要です。

そんな状況下ではなお更、今回のアイテムは無くてはならない物だと思います。

なお、電子探知装置と針式装置については、以下にamazonの販売情報を載せますのでこちらも参考にしてください。

シンワ測定 下地センサー Basic ベイシック 78575
クリエーター情報なし
シンワ測定
シンワ測定 下地探し どこ太 Smart 35mm 78586
クリエーター情報なし
シンワ測定

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