昨日は誕生日前日との題名だったので、当然今日は誕生日当日だね。
毎年、この誕生日の建国記念の日には日光参りをする。
今朝も6時起きで7時には家を出た。
平日と何ら変わらぬ時間だが、やっぱり休みの日の早起きは何時もと雰囲気が違うね。
日光へは8:20に着いた。
何時もの駐車場へ行くと、「駐車できません」の看板があった。
どうしたのかと係員に聞いたら、今日は輪王寺の護摩焚きのお客さんが沢山来るので一般の方は止められないと云う。
「私は護摩焚きに来ました」と云うと、護摩焚きは11時だと言われ、「はいその時間の護摩焚きをお願いしてます」
まあ、11時の護摩焚きに普通、8時に来る人はまず居ないでしょう。
そんなやり取りをしていたら、それなら無料でどうぞと入れて頂いた。
そうっだの? もう、少なくとも20回以上利用して毎回500円払っていたのに!
8:30には護摩堂で手続きを終え、いつもの11時の一番乗りを果たした。
その後、二荒山神社へ。
人の殆ど居ない東照宮の参道を上がる。
ひんやりした早朝の日光は壮観な気分だ。
鳥居をくぐってすぐ左には五重塔。
変らぬ美しさ。
その先を左に曲がって日光二荒山神社へ向かう。
整然と並んだ沢山の灯篭が綺麗です。
途中には、取って食べたくなるようなきれいなツララが輝いています。
恐らく、この付近がパワースポットと云われている付近です。
二荒山神社の入り口ですが、こちらは裏門になります。
一旦、境内に入って直ぐ左に下って行きます。
こちらが正門。
やっぱり、折角来たのですから正門から入りたいですよね。
今日は、建国記念の日のため、神社のお祭りの準備をしていた。
毎年の事なので、何の心配もせずそのまま社務所へ行くと、「今日はお祭りがあり、神楽の練習をしなければならないので1時まで祈祷は出来ない」と云われた。
えー! もう何年もこの自分の誕生日に来てお祓いをして戴いていたのに。
この日のお祭りは毎年10時からなので、早く行ってその前に祈祷をして頂いていて、一度も断られた事はなかった。
今日も、そのつもりで家を早く出て、8:30にここに来たのにね。
妻も、1時までは待てないと云うので諦めて、お札だけ戴く事にした。
何時もの様に、神社左奥の「高天原」や「大国天」のあるところへ向かった。
祈祷をしなかったので、やけに早く着いて入口がまだ閉まっていた。
係り員に聞くと開門は9:00だと云う。
あと、数分だったので狛犬ならぬライオンの石像に触れながら、無病息災を祈った。
時間になり、神社で戴いた無料券を差し出して入門。
直ぐ左手に「高天原」が有るのだが、どこかいつものと違った感じがした。
やけに明るい。
よく見ると、大きな杉の木が2本無くなっていた。
昨年はあったような??
大国殿の右側には丸い石があり、この石に触れると心が丸くなるらしい。
何かと、いらいらする事も多いので、良くさすって来た。
その奥の茶屋で、いつもの如くコーヒーを飲んだ。
ここの茶屋の前には、霊泉がありその水で入れたコーヒーらしい。
茶屋に入る前に一応その水を飲んできましたが、再度コーヒーを一杯。
どんなにゆっくりしても、11時の護摩までは時間が有り過ぎなので、東照宮へ寄る事にした。
陽明門はまだ修復中で、覆いが掛かっていて見る事が出来ない。
と、その陽明門の前に行った時、ふと、右側に面白い物を見つけた。
こりゃなんだ?
狛犬?
屁でもこいてるのか?
少し離れてみると・・・・
やけにしっぽが太くて、あまりにおかしな格好なので、思わず笑ってしまった。
過去数えきれない程、この場所は通っているが、初めて気が付いた。
過去に何度かガイドさんの説明も聞いた事があるが、この狛犬の話題に触れたガイドさんは居なかった。
どんないわれがあるのか知りたいねェ。
そんな視点で周りを見ると、面白い物が沢山ある。
屋根の四隅には想像の像が、観光客を監視しているし・・・
陽明門を潜り抜けようとした時、ふと天井に目が行った。
見事な龍の絵が描かれていて、この場所の修復は既に終えた様だ。
有名な鳴き龍と同じ顔をしている様に思える。
陽明門を抜けると正面に白くてやけに目立つ彫刻が目に入る。
いつ見ても物語性を感じる。
そして左甚五郎の眠り猫だね。
今日も、おとなしく寝たふりをして、日本の国を守っていてくれる。 そりゃ大げさか?
猫を起こさぬように眠り猫の下を静かにくぐって後ろを振り返ると、社殿の屋根が綺麗に見える。
そこから暫らく石が敷き詰められた道を行く。
この先には、徳川家康公のお墓がある。
その脇には、枯れた杉の木があり、パワースポットとして有名だ。
帰り道に、先ほどの白い彫刻の裏側にある家康公の社殿と、最後に鳴き龍の声を聴いて、丁度輪王寺の護摩焚きの時間が近づいて来たので東照宮を後にした。
鳥居をくぐると、少なくとも50年前から鳥の笛を売っているおじさんがいる。
勿論同じ人の訳が無いが、私が5歳くらいの時の記憶でも、ここで同じように鳥の鳴き声の笛を鳴らして売っていた。
一度、親に買ってもらった記憶がある。
この笛の音を聴くと、ここへ来た子供の頃の記憶が蘇る。
さて、輪王寺の護摩焚きも終えて帰宅すると、娘が孫を連れて家に来た。
孫は、「じいじ、じいじ」と云いながらバレンタインのチョコレートをくれた。
娘も何時も私が飲む「旭興」と云う地酒と沢山のつまみを持って来てくれた。
そして、1時間もしない内に宅配便が来て、息子からも白山のお酒が届いた。
「加賀菊酒本舗」と云う酒造の「菊姫」という銘柄の大吟醸だ。
中に入っていた説明書には、沢山の金賞受賞のふれこみが書かれている。
さぞ、おいしいのだろう。
このお酒は今日はもったいなくて飲めなかった。
今日はしゃぶしゃぶ・・・・・
何でだろう? 昨年もこの日のブログ確認したら、同じくしゃぶしゃぶだった。
今年は、アユもある。
このアユが、また絶品だった。
誰もが願う事ですが、今年も良い一年でありたい。
家族や、私に関わる方々全てに感謝です。