既存のPCとどれだけ早くなったか?
まず、立ち上げ時間。
既存のWin7PCでは22秒でした。
既存PCの「22秒」は作った9年前と全く変わていません。
これでも速い方ですけどね。
それが・・・今回のPCはたったの「12秒」。
約半分の時間です。
これは、かなり期待が持てます。
そこで早速、TMPGEnc-7で12月に作った2:40もののH.264 HD動画ファイルをDVD用にエンコードしてみました。
同時に既存PC(TMPEGEnc-5)でも走らせました。
TMPEGEncのバージョンは違いますが設定条件は全く同じにしてあります。
最初の予想時間は
既存PC・・・4時間27分(267分)

新規PC・・・・1時間30分(90分)

こりゃすごいわ!
倍どころではないですね。
267分→90分って、「3倍」 の速さですよ。
最終結果も当初の予測時間と殆ど変わりませんでした。
既存PC・・・4時間27分15秒(267分15秒)

新規PC・・・・1時間30分04秒(90分4秒)

かなりの作業時間短縮になります。
でも、CPUは55%程度しか使っていません。
どこかにボトムネックがあるのでしょうか?

ちなみに、エンコードの元ファイルは「M.2 SSD」に置いたものを使ってもRAID10のHDDに置いたものでも全く変わりませんでした。
次にストレージのスピード
::::::::Cドライブ(SATA SSD×2台でRAID1):::::::::
既存PCは800MB/s くらいだったので、1.3倍程度早くなっています。

::::: Gドライブ(M.2 SSD nonRAID)::::::::
カタログ値どおりの値です!

しかし、お試しで安い「M.2 SSD」を買いました(500GBモデルで7500円程度)がWriteが「2GB/s」ですよ!
SATA SSDの「4倍」です。
例えば50GBの動画ファイルを書き込むとき普通なら数分かかりますよね。
でもこれならにたったの25秒で済んでしまいます。
(送り側も同じ「M.2 SSD」だった場合ですけど・・・)
ちょっと、信じがたい値です。
この超スピードを今後どう生かせるか楽しみです。
::::Dドライブ(4TB HDD×4本でRAID10)::::
これまでのPCは200MB/s弱でしたからこちらも1.8倍早くなっています。
スピードはそこそこですが、HDDは大容量が取り柄ですからね・・・

CPUに余裕が有りすぎるのは、もしかするとメモリーのスピードが足りないのか?
メモリーの電圧上げてみようか。
ちなみにCPUクロックは基準の130%までオーバークロックしていました。
でも、もしかするとAdobePremiereでエンコードするとCPU100%行くかもしれません。
そういえば 既存PC でも、TMPEGEncは90%くらいでやっていますが
Premieraeの書き出しエンコード時は100%フルで他の業務はなかなかできませんから。
さて、どうなるか?これもまた楽しみです。
ちなみにCPUの温度は55度止まりでしたので、今のところは空冷の冷却で間に合いそうです。