テーブルコショーと云えば・・・
60年近く前の記憶にも残っている(ほんとかよ~)テーブルコショーの瓶。

変わって無いですよね。
変わらないのは外観だけでなく、コショーが内壁にこびりついてしまうことも・・・
子供の頃からコロッケやカレーにコショーを掛けて食べるのが好きだった私はこのコショーが大嫌い。
中身じゃ無く瓶。
残り僅かであっても、せっかくの透明瓶なのにコショー色になっていて全く残量が分からない。
使おうと思って、瓶を振っても出て来ない。
蓋を開けて中を覗くとコショーは既にゼロ。
テーブルに叩きつけたって僅かしか出て来ない。
結局何時ものお箸の先で内壁をグリグリやると相当量が使える。

何十年もこれは「コショーが湿気ってしまう」ことが原因だと思っていました。
または、コショーの粉の質の問題かと・・・
が、しかし・・・・
60年の歳月を掛けて初めて真実を知った!!
同じメーカーなのですが、丸瓶が有ってこの丸瓶はキッチンで使うために買った物でほぼ毎日使っています。

ところがこの丸瓶って、コショーがこびり付きません。
キッチンでの使用にはフライパンからの湿気が上がる中で使うので余程湿気ってしまいそうです。
最近はずっと中身が無くなると詰め替え用の袋のコショーを買って来て入れ替えますが、四角瓶は相変わらずですが、丸瓶は多少付いてもトントンと叩くと全部取れて中身も見える様になります。
つまり、コショーの粉の状態が原因でも無く、湿気が原因でも無く、瓶そのものが原因だった事に60年も経って気が付きました。
多分、もうこの四角い瓶のコショウはもう買うことは無いと思います。
でも、未だに中華屋さんに行ったりすると、この「テーブルコショー」の年期の入った瓶がドーンとテーブルに置かれています。
なんかこの瓶のデザインを見ると落ち着くんだよね~。