今年は畑の白菜が潤沢にあるので、白菜漬けばかり作っていてぬか漬けは食べ切れないので一旦休憩していました。
先日、久々に大根のぬか漬けを作ったら、やっぱり美味しくて白菜漬けを少し少なめに作って並行してぬか漬けも作る事にしました。

ちょっとした閃きで、枇杷葉を入れてみた事がとんでもないぬか床になって、現時点で3年半ものぬか床としてずっと使い続けています。
臭くなったり混ぜなかったからと云って腐ったりなんてそんな事一度もありません。
過去何度もブログしていますが、枇杷葉の効果その物です。
それ以前は枇杷葉無しで同様に作っていましたが、3ヶ月程で臭くなって漬物が不味くなってぬか床ごと捨てていました。
今回、休憩に入ったのは1月中旬でしたが、その際に枇杷葉茶として煎じた際の出がらしの葉っぱをぬか床の上に敷き詰めて、そのまま冷蔵庫で休眠に入りました。
再度使い出したのは2月下旬ですから丸1ヶ月間何もしませんでしたが、使い出しで蓋を開けても匂ったりせず、そのまま使う事が出来ました。
とは云っても、腐ったりしたのではなく単に普通のぬか床と同じ様に匂いがしただけのことです。
顕微鏡などの検査機器を持っていないので憶測の域を超えませんが、枇杷葉を入れると乳酸菌等の有用菌以外の悪玉雑菌が増えない様な気がします。
今回の様に枇杷葉を上に散りばめた状態であれば1ヶ月放置しても全く問題無い事が実証出来ました。
やっぱり、枇杷葉を入れたぬか床って凄いわ!!
私はもったいないので煎じ終えた枇杷葉を再利用で使っていますが、乾燥枇杷葉をそのまま入れても大丈夫です。
ただ、青い生葉を入れた事は無いのでうまく出来るかは分かりません。
青臭くなりそうな気もしますね。
大根以外にもニンジンも入れます。

大根もニンジンも丸のままですと漬かるまでに日数を要するので、この様に4つに割って入れます。
3日もすれば良い漬かり具合になって食べられます。
妻がぬか床にはもう何も入っていないと云っていましたが、大根を押し込んでいると先日久々に漬けた大根の一本が中から出て来ました。
早速、切って食べましょう。

ほーら、おいしそうでしょう。

冬は根菜類、夏は夏野菜を漬けまくって、糠で出来た良質な乳酸菌が体内に入って腸内環境を良くして健康な体を作ってくれる。
不要な添加物は一切加えない。
粗塩だけで、こんなにおいしいぬか漬けが出来てしまう素晴らしさ。
それに手間いらず、匂いせず。
我家の冷蔵庫のこの場所が3年半前からずっとぬか床の定位置。

あなたも自分の冷蔵庫の寸法計って極力深底のタッパーを買って、枇杷葉を手に入れてぬか漬けライフを満喫されては如何でしょう。
2021年に遊び心の閃きで得られたこの枇杷葉ぬか床の作成方法、一生の宝と云っても過言ではないです。
実践出来た方はその体験をどんどん世の中に広めてください。
同時に健康も広がります。