何度かブログした「フロレンティーナ」と云う愛らしい名前のつるバラを今年5月に新苗で購入しました。
つるバラは伸びるのでその辺に鉢のままちょっと置いておくという訳にも行かず、植える場所をどうするかずっと考えていました。
と云うか、場所はほぼ決まっていたものの準備が出来ていなかったと云うのが正直な話です。
地植えにするという事は将来を見据えたガーデニング設計が必要です。
おぼろげなイメージしか無かったのに、つるバラを先に買ってしまったので、それは実行に移すしかない状況になった訳です。
私は、この手の事はカット&トライが好きなほうで、周囲を固めていきながら徐々に真髄の物のイメージを膨らませて到達するというのが好きです。
なので、周囲の環境を先ず整えました。
以前のブログのその後、防草シートを敷いていない側がどんな状況になったかと云うと。
素晴らしくきれいに整地されているでしょ。
我ながらあっぱれ!
この写真は午前10時ごろの写真です。
さて、今回の話題の中心のつるバラ用のフェンスについて状況を。
庭の片隅に倉庫がありますが、やっぱり邪魔な存在なのでそこを隠す目的でつるバラを壁に這わせようと云うのが最初の私の発案でした。
ところが、この倉庫は南東方向にあるので、その壁に近いと日中にバラに日が当たらなくなります。(上記写真)
そのため、少し壁から離す必要があり、それには支柱が必要と考えました。
材料はnojiさんに協力していただいて既に8月にnojiさんの軽トラックで材料を購入して搬送してありました。
それを、ここ2,3日で形にしました。
1日目:支柱を立てる
倉庫の壁に沿って2本の支柱を90cm離して立てました。
土の中に入っているのはこんな感じの金属製のものです。
これに木材を差し込んで。ボルトで締めて固定します。
この技は、家のネームプレートを立てるときにホームセンターで見つけた優れものです。
これなら木材は土の中に入らないので腐る心配は少ないです。
しかも木材は防腐防蟻処理された木材を使用します。
2日目:塗装
木材は防腐処理されているものの、より長持ちさせるのと、自分なりのデザインイメージを実現させるために塗装しました。
もちろん、塗装する前には支柱を押さえる土に埋める2つの金属部分の水平や位置についてはしっかりと寸法を抑えて埋設してあります。
基本、木材なので安い水性塗料を使いました。
でも、一応防錆剤も入っているものにしたので、金属製の内側も塗装した上で下の部分を先に塗装しておいた木材を差し込んでから上の部分を3度塗りしてあります。
3日目:フェンスの取り付け
さて、最後の行程のフェンスの取り付けですが、なんと!
柱の間隔が1cm短くて中央の接続部が折れ曲がってしまいました。
仕方なく、片方の金属のアンカー部を一旦掘り起こして再度位置調整し直しての大幅な二度手間が発生してしまいました。
でも、なんとか夕方までに出来上がりました。
支柱の前面か裏面にフェンスを取り付ければ多少の幅の違いは調整できてしまいますが、今回は見栄えを重視したため、二本の支柱の内側に取り付けたので1cmでも寸法がずれると今回の様な事態が発生してしまいます。
ちなみに、このフェンスは那須ヒロガーデンでお盆セールで安く購入させていただきました。
手前から見た感じはこんな状況です。
どうでしょう。プロ並み?
ちなみに、下部の金属製の枠のボルトは付属の物はすぐ錆びてしまうので、ステンレス製のボルトに交換してあります。
また、フェンスを柱に取り付けるのに使用したアイテムはは、ホームセンターで見つけたこんなものです。
サイズはいろいろあるので、フェンスの枠の太さに合った物を選びました。
金属の物もありましたが、錆びるのでこちらにしました。
木ネジもステンレス製の皿部が広いものを用意しました。
これを、片側8箇所。それぞれデザイン部品の接合部の下部に取り付けてフェンスの下方向への重力を支えるように取り付けてあります。
後は、この場所に穴を掘って、つるバラの苗を植えるだけです。
明日は、台風からの温帯低気圧が来て雨が降るというし、土日は予定満載だし、恐らく月曜日以降になるかと・・・
フロレンティーナさん。新居移転はもう少しだからね。
現在、バラは満開時期を向かえて庭はとっても華やかです。
次回に・・・