大東京貧乏生活マニュアル
前川つかさ著
20年くらい前の作品でしょうか?
たしか、モーニングに連載してたのかな?
当時も楽しく読んでたんですけど
このたび古本屋で発見し再度読み返しました
前半は題名の通り、貧乏生活のマニュアル本で
貧乏な生活を楽しみ、不便を不便と感じず
いかにすごすか?
また、
貧乏なりのグルメについて書いてあったりしてました。
例えば、たまの贅沢で牛丼屋へ行き牛丼とビールを頼み
つまみで肉だけ食べ、残ったご飯に紅生姜を思いっきり乗せ
お茶漬けにして食う
なんて技を細かに書いてましたね
それはそれで楽しいんですけど
しかし、回が進むにつれ
だんだん様相が変わってきて
主人公、こーすけのキャラにだんだん引き込まれていくんです
小さなアパートに一人で
定職も持たず、自由気ままに生活し
起きたい時に起き、寝たいだけ寝る
贅沢はしない。
本を自由に読み、
テレビなんか、ラジオすら存在しない4畳半
足りないものは隣の学生さんから調達するんです
しかし、かわいい彼女を持ち
彼女はコースケのすべてを理解し、優しく見守る。
その姿は清清しく清らかです。
その生活には、怒りや、悲しみ、期待、忍耐、欲望が存在しないんです
自由しかないんです。
町内の誰からも好かれ
自由気ままに生活している姿は一種
登場人物すべてが善人で、性善説を地で行ってます
宗教的な意味合いまで感じてしまう
世の中こんな人ばっかりだったら
争いごとなんか起こらないのに・・
読んでると、心が落ち着きます
自分もこんな人間になれたらいいなあって
心がすさんだ時は
一度お読みください。
前川つかさ著
20年くらい前の作品でしょうか?
たしか、モーニングに連載してたのかな?
当時も楽しく読んでたんですけど
このたび古本屋で発見し再度読み返しました
前半は題名の通り、貧乏生活のマニュアル本で
貧乏な生活を楽しみ、不便を不便と感じず
いかにすごすか?
また、
貧乏なりのグルメについて書いてあったりしてました。
例えば、たまの贅沢で牛丼屋へ行き牛丼とビールを頼み
つまみで肉だけ食べ、残ったご飯に紅生姜を思いっきり乗せ
お茶漬けにして食う
なんて技を細かに書いてましたね
それはそれで楽しいんですけど
しかし、回が進むにつれ
だんだん様相が変わってきて
主人公、こーすけのキャラにだんだん引き込まれていくんです
小さなアパートに一人で
定職も持たず、自由気ままに生活し
起きたい時に起き、寝たいだけ寝る
贅沢はしない。
本を自由に読み、
テレビなんか、ラジオすら存在しない4畳半
足りないものは隣の学生さんから調達するんです
しかし、かわいい彼女を持ち
彼女はコースケのすべてを理解し、優しく見守る。
その姿は清清しく清らかです。
その生活には、怒りや、悲しみ、期待、忍耐、欲望が存在しないんです
自由しかないんです。
町内の誰からも好かれ
自由気ままに生活している姿は一種
登場人物すべてが善人で、性善説を地で行ってます
宗教的な意味合いまで感じてしまう
世の中こんな人ばっかりだったら
争いごとなんか起こらないのに・・
読んでると、心が落ち着きます
自分もこんな人間になれたらいいなあって
心がすさんだ時は
一度お読みください。