ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

毛蟹くったった!!!!

2012-02-23 07:18:14 | どうでもいい話
>
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>毛蟹
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>うまれて初めて毛がにを食いました
>毛蟹1匹丸ごと食いました。
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>50年いきてきて、うまれて初めてです。
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>美味かった~
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>カニといえば、幼少のころから、俗に言うセコガニしか食ったこと無かったです。
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>セコカニってしてますか
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>松葉蟹のメスのそれも身の詰まってない小さなカニ・・です
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>そんなカニでも美味かったなあ・・
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>働き出しても、食えるのはロシア産のセコガニの冷凍もの
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>たまにバスツアーとかで行くと
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>食い放題でどんどん出てくる奴・・
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>それでもそんなカニでも三杯酢で食うと美味いんだよなあ・・・
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>そんな、カニしか食ったことが無かった。。
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>いやちょっと待てよ
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>そんなわしでも、毛蟹食う機会はあったぞ
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>10年以上前の話
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>部下が新婚旅行に行ったときに、北海道から毛がにを1匹送ってくれました
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>おが屑にくるまれた毛蟹
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>まだ生きてましたw
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>ああ、毛蟹・・可愛い奴
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>水槽で飼おうかなって思いましたよマジで。
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>次の日忘れもしません。会社で残業になって夜遅く帰ってきたら
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>愛しの毛蟹ちゃんが、殻だけになってました・・・
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>わしの帰りが遅かったので、鬼嫁が、傷むと思って食ったそうです。
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>殺す
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>殺意が芽生えましたね・・マジで・・
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>それ以来、毛蟹に縁が無く無駄に生きてきました。
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>毛がにを見るたびに殺意を覚えますわ。
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>まじで
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>そして、昨日苦節50年・・今までの努力が報われる日が来たのです。
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>会社の連中と行った居酒屋での話。
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>料理は、大将にお任せでお願いしたのよね!
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>そしたらなんと!
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>目の前に、毛蟹一匹。
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>大将!GJ!!!
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>うまれてはじめての毛蟹ですぞ
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>まずは太い足、割目が入ってあるので、それを開いて中身をほじくりだすのです
>
>専門の銀色の武器をその割れ目に差込
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>ほじほじほじくりだすのです。
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>無言なんです。
>
>
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>繊維の一片たりとも殻に残してはいけません。
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>ほじくるのです。無心にほじくるのです。
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>ある程度溜まったら食うのです
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>三杯酢がこれほどまで合う食い物がこの世にあろうか?
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>いや、ありはしない。
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>思わず反語が出るくらい美味い!
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>また、この店の三杯酢が美味いのなんの
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>すっぱすぎず甘すぎず
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>絶妙!!!!!!!!
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>おっさん、いい仕事してますわ。
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>脚が終わると爪です!!
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>爪がまた丸くてでかくてなんですのこれ!
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>身がい~っぱい詰まってるやん!!
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>ほじくりだすのです
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>塊で出てくるのです。快感です。
>
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>あ~!!溜まったら食う
>
>ほじってほじってほじって
>
>溜まったら食う。
>
>
>爪がおわると、体です
>
>体は難物ですよ腹の部分です
>細かなパーツに別れてて
>それのひとつひとつを丁寧にほじっていきますが
>あ~!!いらいらしてきました
>
>いっそ、腹の殻ごと三杯酢につけて
>殻ごと口にフクミ、歯と舌で根こそぎやっつけます!
>
>これが手っ取り速い!
>
>
>
>最後に残ったのが、甲羅です
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>甲羅をひっくり返すと、薄いマクのように身がへばりついてます
>それを、銀の武器で削り取ります
>残さず削り取ると、三杯酢で食う!
>美味いっす!!
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>
>次は、いよいよ敵の本丸に突入です。
>
>
>甲羅の裏側真ん中に鎮座まします
>薄緑色のカニ味噌~!!!!!!!!!!
>
>いままでカニ味噌を馬鹿にしてました
>すみません。
>
>やすもののカニ味噌、(生臭い緑色のどろッとした
>わけのわからん食い物)しか食ったと事の無かった
>自分を殺したい。
>
>
>なんですか!!この食い物!
>初めて食いました
>こんな美味いのねカニ味噌って!
>
>コクのあるほのかな甘みと苦味とアミノ酸の旨みが凝縮ですやん!!!
>
>ほんと、生きてて申し訳ない
>この美味さ。なんですか?
>生きててよかった~
>
>
>思わず、毛蟹の甲羅の裏を舐めましたよマジで
>
>ある居酒屋で50歳くらいのおっさんが泣きながら
>
>カニの甲羅を舐めてるのを見た人がいれば
>
>それが私です。
>
>泣けるぜ
コメント (4)
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