ドラゴン・タトゥーの女

ドラゴン・タトゥーの女

セブンのデビッド・フィンチャー監督
と主演が００７のダニエル・グレイグとあれば観に行かねばなるまい。

ストーリー
ジャーナリストのミカエルは、
財界の悪の大物の罠にはまり
名誉毀損で訴えられる始末。
しかし、その調査能力は素晴らしく
由緒ある富豪ブァンゲル家から
過去に行方不明になった娘の調査を
依頼されます。

かたや、過去のトラウマで精神異常と
され被後見人となっている、リスベット。全身にピアスをいれ背中には
ドラゴンの刺青。
しかし、ハッカーの腕は超一流。

ダニエルは、リスベットの腕を見込んで捜査の協力を求めます。

2人は、過去の資料を洗い直すうち、
ブァンゲル家の忌まわしい過去を
探り当てますが、その先には恐ろしい
出来事が待ち受けてました…

ここから先は、ネタバレ注意

オープニングから凄い映像!!
レッド・ツェッペリンの往年の名曲、
移民の歌のカバーに乗せて黒を基調にしたおどろおどろしい映像!!

この時点で引き込まれ、2時間40分の
長時間も気になりませんでした。

ミステリーとしては、単純な仕掛けで
謎解きもありきたりです。

しかし、ストーリーはともかく、
リスベットが恐ろしく素晴らしいです。

精神異常とされ保護士の許可が無いと
お金が自由にならず、
お金を得るために、変態保護士に
近づき、レイプされるのですが
その仕返しが凄い！
そのシーンだけでも、リスベット役の
ルーニー・マーラのこの役にかける
本気度が感じられます。

ダニエルも本当に渋い！
スマステでの吾郎ちゃんの映画評でも
ダニエル・グレイグは歩くセックスと
言われてました。
本当にその通り!!
この映画は、キャスティングがはまり過ぎですね。


最後に一言、
ラストは、本当に切ない終わり方です。