>南総里美八犬伝
>
>昨日の新聞1面に文楽人形の写真が載ってまして
>おもわず思い出しました。
>
>1972年、わしが小学生のころの話
>夕方、必ず6時半には家に帰ってました。
>なぜか?
>それは、NHKの南総里美八犬伝を見るためです。
>
>ひょっこりひょうたん島から始まったNHKの人形劇シリーズです
>この八犬伝が、当時のガキンチョのハートを釘付けにしたんです。
>
>辻村ジュサブロー氏の人形が、異常に格好よいのです。
>話の内容もおどろおどろしくも妖艶でねえ
>
>
>ストーリーは、室町後期
>安房の国(千葉県)の里見義実は、敵の山下定包を討ちます。
>その妻の玉梓(たまずさ)の命を一度は助けるのですが
>やはり殺すことに。それをうらみに思った玉梓は
>「里見一族の子孫末代まで畜生道に落としてやる」と呪詛の言葉を
>残して死にました。
>
>時はたち、隣国の安西氏に攻め入られ落城寸前の里見義実は
>九死に一生を得るため、飼い犬の八房(やつふさ)に
>「安西の首を取ってきたら娘の伏姫をあたえよう」といいます。
>
>はたして八房は安西氏の首を取ってきて伏姫をもとめ、
>伏姫は約束をまもり、八房とともに山へはいります。
>
>伏姫は八房と交わることなく読経の日々をすごしましたが
>玉梓の呪詛により八房の子供を身ごもることになるのです。
>身の潔白を証明するため、自害する伏姫。
>
>その瞬間、伏姫の持っていた
>仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の仁義八行の文字の入った
>玉が四方八方に飛び散ります。
>義実の忠臣、大輔が飛び散った玉をあつめるべく旅にでるのであります
>
>ちりじりになった玉を持つ8人の剣士。
>おのおの犬飼、犬塚、犬山など犬のつく姓を持ち
>体のどこかに牡丹の痣があるのです。
>お互いがお互いをひきつけあい、知り合って
>協力しあい、いろいろな難題を乗り越え
>最終的に里見家を盛り上げるという話。
>
>これが面白かったのよ
>「玉梓が怨霊~!!」という玉梓の怨霊が出てくると
>怖くてねえw
>
>そして、剣士がやられてどうしようもなくなると
>きまって「玉」が輝き
>力が湧き出て、危機を脱出するんですよねえ
>
>挿入歌があって
>「いざとなったら、玉を出せ♪
>力があふれる、不思議な玉を~♪」
>この歌がいいんだよなあ
>坂本九ちゃんが歌ってました。
>興味のある方は、ユーチューブで探してみて
>
>「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」で検索したら
>出てくるよw
>
>わしら当時小学生は
>「いざとなったら玉をだせ!」とか言いながら
>金玉出してたもんなあw
>馬鹿だったなw