スエズ運河詰まる
スエズ運河、ご存じでしょうか?
Wikiから
エジプトのスエズ地峡(スエズちきょう)に位置し、
地中海と紅海(スエズ湾)を結ぶ、海面と水平な人工運河である。
この運河があるおかげで、アジアからヨーロッパ方面への
海上貨物の輸送期間が大幅に短縮されることになってます。
詳しくはWIKIを参照願います
アジア-ヨーロッパの海運は
本来ならアフリカ大陸の先っぽ喜望峰を迂回せねばなりませんが
この運河のおかげで大幅に航路が短縮されてます
おおむね25%程度の距離が短縮されるそうです
日程と燃料がそれだけ浮くという話
すごい便利になってますね
幅約200mの運河ですが
今回、その運河に巨大タンカーが座礁して栓をしてしまいました
現在、船が通行できなくなって
大騒ぎになってます
アジア-欧州間の物流がとまってしまい
大きな賠償問題に発展し
話によると1時間あたり430億円の賠償金が発生しているようです
ここで問題なのが
誰が賠償金をはらうのって話
所有者:正栄汽船(日本)
海運会社:長栄海運(エバーグリーン)(台湾)
実際に船を動かしていた会社:ベルンハルト・シュルテ・シップマネージメント(ド
イツ)
船籍:パナマ
運転手:インド人
さてだれが払うのでしょうか?
台湾の海運会社は船主の正栄汽船が払うべきとか言ってるらしいですが
海運の事故ってのは本当に莫大な金額に発展するので
「共同海損」っていう仕組みもあるそうですね
船主、海運会社、荷主とうとうがみんなで共同で負担する仕組みらしいですね
最終的に保険会社が払うことになるのでしょうが
なんにしても、大変な話です