しょせん他人事ですから
白泉社から出版されている雑誌黒蜜に掲載されている漫画です
【原作:左藤真通|作画:富士屋カツヒト|監修:清水陽平】
この漫画の宣伝
ネットを見てると、皆さん必ず1回はご覧になってると思います
いろんな、漫画アプリのおすすめで出てきますね。
ご多聞に漏れず
興味を引くような内容なので読んでみました。
弁護士の保田は、事務所の壁に「他人事」と書いた掛け軸をかかげるくらいの
変人弁護士。依頼者の相談にも木で鼻をくくったような回答をするばかり
助手の加賀美さんは、そんな保田弁護士に
もうちょっと親身になって話を聞くように諭しますが
一向にいうことを聞かない保田
そんな保田のところへ1人の女性が相談に訪れます
桐原さんという女性の悩みは、
運営しているブログに、
「桐原は主婦売春している」という根も葉もない悪意のある
書き込みがありそのせいでブログが炎上し、身元もばれてしまった
何とかならないかという相談でした。
保田弁護士は、そんなのほっとけば自然に収まりますよ
と他人事の回答をするのですが
おさまらない桐原さんは、どうしても元凶の人物を特定すべく
プロバイダーに投稿者の開示請求をおこなってほしいと
保田弁護士に依頼します。
いったん引き受けた保田は、実は有能な弁護士で
引き受けたからには、徹底的にやると宣言します
開示請求をおこない、悪意の人物を特定すると
それは桐原さんと同じマンションにすむ、知人の女性木下でした
それを知った桐原さんは保田弁護士に賠償請求するように依頼し
引っ越し代を含め350万円を木下に求めた内容証明を送り付けます。
驚いた木下ですが、旦那にも相談できず
ひとりで解決しようと弁護士を雇い、示談の席につきます
桐原さんは示談に応じる要件として
賠償金の支払いと謝罪を求めました
賠償金が分割払いではらうと約束し、しぶしぶ謝罪した木下でした。
これで解決したかと思ったのですが
数か月後
木下は、ネットで「賠償金なんか払わなくても大丈夫」
「無視してもいい」などという情報を信じ
賠償金の支払いを滞らせます
怒った保田は、強硬手段に訴えます
それは「動産執行」という差し押さえでした
ある日の朝、突然木下家のチャイムが鳴ります
有無を言わせず、金目の物を抑える執行官
何のことかわからず驚く木下の旦那
取り乱す木下
執行官からことのいきさつを聞いた旦那は!?
とまあこんな感じの漫画です
めっちゃリアルな展開です
何気ない投稿が、波紋を生み
とんでもない賠償責任を負うことになる
ちょいとした軽い気持ちでやったいたずらが
とんでもない結果を生み出すのは
先の、スシローでやらかした彼がいい例ですね
ネットでの誹謗中傷などは気を付けないとですね
こわー
ネットでタダである程度読めますので
一回読んでみてくださいな