たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

長谷寺、紫陽花、かたつむり。

2018-07-02 12:43:48 | 西国三十三所観音巡礼
やれやれ、また広告入れられてしまった。

ま、しかたがない、5か月、放っておいたのだから。

ここ半年は父の事で北海道と大阪を行ったり来たり、ゆっくりパソコンの前に座る暇などなかった。その上、最近ではスマホで大抵の用が足り、そちらの方が便利でもあるので、パソコン自体開くことが少なくなった。

4月末に無事、父を退院させて札幌の特養に引っ越しさせ、あれこれの手続き、必要なものを買い整え、落ち着いたところでゴールデンウイークは発熱1週間、と。
忙しい間は具合が悪くならないがほっとした途端に気がゆるんで、と言う良くあるパターンにはまった。





6月、さあ、私の一番好きな花、紫陽花の季節。

どこかへ行って撮影しなくては。

ならば「花の寺」長谷寺か。西国三十三所の大物のひとつ、私の昔からのお気に入りのお寺だ。奈良、京都のお寺の中でここが一番好き。三十三所のお詣りも、ここのいい季節を待ってとっておいた、というのもあり。
ここで一番有名な牡丹は何度も撮っているが、紫陽花は以前少し早すぎたので、今回こそ。



最近はあちこちのお寺で、職員の方がインスタやっておられるようだ。

長谷寺のお坊さんの一人がされているインスタも大変な人気だそう。確かに、物凄くいい写真ばかり、見ごたえがある! 内部の方が撮っているので、ひと気のない状態で撮られている写真も多く、参拝客では撮れないようなものも。

SNS得意な若いお坊さんがおひとりで写真も編集、広報もされているとか、ずっと続けて楽しませて頂きたいものだ。

これを見て、紫陽花がちょうど盛り、というのもわかり、訪れる機会が決めやすい、のも便利!








家を出たのは7時だったが、長谷寺は奈良の山奥、2時間かかるのだ。近鉄長谷寺駅から20分、駅も山の上、お寺も山の上、で上がったり下がったり忙しい。


それでも9時過ぎではまだ、そこまで人は多くない…と思ったらそうでも。やはり紫陽花目当ての方が多いようだ。

いつものように登廊をゆっくりと上がりながら眺めを楽しむ。それにしても暑いわ。紫陽花撮影なら多少湿っぽい方がいいのだけど。








あれ?

いつもなら、本堂への最後の急な階段、ふうふう言いながら上がるのに今日はそうでも?

1週間前にぎっくり腰やったんだけど?

昨日は土曜日、毎週ほとんど口もきけない位疲れる日で、そうたっぷり寝てもいないんだけど?


謎。


本堂へ上がった頃に茨城の相方からLINE。

「起きたかあ?」とのんびり。

この写真送ってやると、

「あれ?長谷寺か?」

とすぐわかったのには驚き。

私と一緒に何度も訪れているからか。




ここの本堂はいつ訪れても良い。

巨大な観音様にお詣りする。 ほんっとに大きい。 以前、特別拝観でおみ足にタッチしてきたが、片足たたみ一畳位の大きさがあるのだ。

観音様の前の舞台も、清水寺の舞台よりずっと良い。山、山、山の緑と、見下ろすと登廊、右手に優雅な五重塔、と非の打ちどころ無い景色のすがすがしさ。

そしてぜひ撮りたかったこれ。

インスタで見て、すごく印象的だったもの。びんずる尊者さまのシルエット。





これは頭痛治すのに触ってよい仏様なので、人がいない状態を撮るのは難しい。私のほかにも、やはりインスタで見たのか、数人同じアングルから撮ろうとしている人たちがいた!

ご朱印所も結構な人だかり。無事三十三所のご朱印頂き、さて、あとは山を下りながらあちこちの紫陽花を撮る。








五重塔は何度も撮っているが、紫陽花と撮れたのは初めてだ。桜や紅葉と違い、背の低い花と五重塔を撮るのは意外に難しいものなのだ。








あ、けっこうかたつむり、いる!

動いてるのはこのおちびさんだけ、暑い日だし、他のかたつむりは引っ込んでじっと動かない。

かわいいなあ。

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