たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

京都粟田神社からあちこち。

2020-11-03 14:00:05 | 神社仏閣巡り
やはり、かわいい。

京都粟田神社の手水舎に、たくさんアヒルが浮いていると聞き、行ってみることにした。

今年は、手水舎に花を浮かせるのが流行りだったらしく、インスタ映えする事もあってSNSにはよく取り上げられていた。
私が初めて見たのは奈良の岡寺。3年くらい前か、ダリアが見事に飾られていた。このブログでも一度載せたことがある。


粟田神社までは、京阪三条駅から15分ほど歩く。

お天気も良く、もう暑くもないし、まだ寒くもなっていない11月の散歩は、快適だ。 
マスクをしていなければもっと、快適だったろうが。

三条通りには、私がいつも使っている「千鳥酢」の会社がある。裏を通っていくと、立派な蔵の窓から、千鳥酢の香りが漂ってきた!



京都歩きの際にはできる限り裏道を歩く。面白いものが見つかるものだ。

玄関先のこのポンプ、使えなくもなさそうな?




この家は売りに出されていた。きれいに手入れがされており、京町屋に住みたいと思う人なら興味をそそられるのではないだろうか。
三条通りから一本離れただけ、というロケーションなのに静かで落ち着いていることはこの上ないし。



粟田神社はスサノオノミコトが主祭神で、京都の東の出入口の「粟田口」にあるので旅行安全にご利益がある神社として知られるようになったらしい。

歴史ものが好きなので、よく「殿は粟田口を越えられた」などという表現を本の中で見た事を思い出した。



しかし今は、このアヒル手水舎が話題になっているので、インスタ女子が三々五々やってきては写真を撮っている。最近よくあるのがフィギュア撮影だが、やはりちっちゃなフィギュア持ってきて撮っている女の子もいる。
私もうちのコリラックマ持ってくれば良かった…バスバブルに入っていたフィギュアなので、ここにはぴったりだったかも。

さて、ここからさらに10分位歩くと、「蹴上インクライン」にたどり着く。

今回は、行けるかな?

数年前は工事中で歩けなかったけど…



よしよし、今回は行ける! ここは、狭い水路に沿って歩くと、南禅寺の水路閣の上にたどり着く、と言う私のお気に入りの場所だ。知らないとなかなか見つけられない入り口なので、通る人は少なく、気持ちの良い散歩が出来る。狭いから、落ちないように気を付けなければいけないが。




水路閣から降りてみると、南禅寺は着物姿の若い人たちでいっぱい!

去年であれば、この着物姿の8割は外国人旅行者だったはずだ。それでも、これだけのひとが居れば京都の観光地も一息つけるだろう。

着物デートの二人、女の子二人三人組、というのが多い。

外国人旅行者たちがレンタルする着物は、いかにも外人が好みそうな大きな柄、いやいやその花柄は中年には…という姿が見られたもので、日本人でもずいぶん派手なものを着て歩いている人も多かった。
数年前に京都きもの歩きをした時も、落ち着いた柄を貸し出している所をわざわざ探したものだ。

今は着物は無地や小紋で、帯や、髪飾りで少し華やかさを足す、という風になってきているようだ。面白かったのは、洋風のレースのついた白い小さな帽子を髪に飾っている子が数人いた事。意外に着物に合うものだ。

このあたりでなら、湯豆腐でもランチにしようか、と考えていたがこの人出では無理、そのまま地下鉄に乗って最終目的地の御金神社へ。







おかね、ではなく、みかね神社。本来は金属、の意味だけれど最近はお金の神社みたいになっているらしく、小さな民家位の敷地の小ぢんまりした神社だというのにそこそこ参拝客が。狭い住宅地の道路でもあり、交通整理している位。夕方でこれ位なのだから、昼間は相当の密だったのでは。
鳥居も金色、屋根にも「金」の文字が!
重機とか、工具などの神様でもあり、それならば相方の仕事に関連するので、以前から来てみたかったのだが、ここまで人気とは。

こちらの絵馬は、金色になるイチョウの葉。御朱印も金箔でイチョウが描かれていた。


久々に暗くなるまで京都歩き。周りから日本語しか聞こえてこないのが、去年の京都歩きと比べて何だか、違いすぎて不思議だ。

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