北海道に帰省した折、気になっていたのが昔読んだ本と、置きっぱなしになっていたアルバム類。わざわざ大阪まで持っていかなくても…と思っていたのだが、今回少し整理して送ることにした。
最近はネットで昔の同級生との交流が増えたため、卒業アルバムが必要になったせいもある。
本はたくさんの段ボール箱に入って押入れの下段に積まれているのを片っ端から開け、また読みたいものを出して整理する。こんな本も買ったんだ!と全然覚えていないものもあり。
卒業アルバムなどが入っている大箱を開けてみると、私のではなく、もっと古い写真がたくさん入っている。
どうも父の写真のようだ。見た記憶のあるものもたくさん。どうして私の部屋にあるのかわからないが…。なかには母のものも。結婚式の写真まである。
若々しい両親の写真、考えてみれば50年以上前のものだ。
大昔に私もこの写真を見たことがあるが、こんなところにあったとは。 母が「昔だからね…カラーだったらよかったのに」と何度も言っていたのをよく覚えている。
これは結婚式写真らしく、独立して厚紙写真カバー付きのものだが、アルバムもある。
昔の写真には、裏や余白にコメントがあったりするものだが、ここには「東校へ行く」と書いてある。私の母校であるが、父は働いていたので、夜学のほう。それでも私には先輩にあたるわけだ。
昔の写真はサイズが小さいので、父は眼鏡+虫眼鏡で写真を見ながら、説明をする。
「あんた、よくこんな写真見つけたねえ…」と感慨深そうだ。
~さん(職場の上司)、学校あるんだから、って早く帰らせてくれて夜学に通ったけど、あと1年、という所でやめてしまった…大学行きなさい、って~先生にも言われたけど、昔そんなお金ないっしょ?兄弟も多かったし…これは誰撮ったんだったかな…撮ったのは覚えてるけど…お父さんこの頃詩集なんか読んでたんだよね…
色々な話が出てくる。文学青年風のこの写真は私も面白いと思って覚えていたものだ。古めかしいラジオがあったり、わざわざポーズを決めて写真を撮っているのもいかにも「昭和」で。
私の知っている父の知り合いや、親戚の誰彼の話もあれこれと出てくる。
もう60年は前の写真でもよく覚えているもので、このセーターは~姉さんが編んでくれた、とか、雪で白一色が背景、と言う写真を、これは三笠の神社近くで撮ったものだ、など、若い時の記憶ははっきり残っているものらしい。
しかしながら私は、20代後半くらいの写真を見ても、「これ誰?」と名前を思い出せなかったり、「どこでこんな写真を?」というのが結構あったのだ。
…これは
父の若いころに比べ写真を撮るのが日常的になり、いちいち印象に残っていないため
私の行動範囲が父のより広かったため
…私の記憶力が…
…さてどれか?
最近はネットで昔の同級生との交流が増えたため、卒業アルバムが必要になったせいもある。
本はたくさんの段ボール箱に入って押入れの下段に積まれているのを片っ端から開け、また読みたいものを出して整理する。こんな本も買ったんだ!と全然覚えていないものもあり。
卒業アルバムなどが入っている大箱を開けてみると、私のではなく、もっと古い写真がたくさん入っている。
どうも父の写真のようだ。見た記憶のあるものもたくさん。どうして私の部屋にあるのかわからないが…。なかには母のものも。結婚式の写真まである。
若々しい両親の写真、考えてみれば50年以上前のものだ。
大昔に私もこの写真を見たことがあるが、こんなところにあったとは。 母が「昔だからね…カラーだったらよかったのに」と何度も言っていたのをよく覚えている。
これは結婚式写真らしく、独立して厚紙写真カバー付きのものだが、アルバムもある。
昔の写真には、裏や余白にコメントがあったりするものだが、ここには「東校へ行く」と書いてある。私の母校であるが、父は働いていたので、夜学のほう。それでも私には先輩にあたるわけだ。
昔の写真はサイズが小さいので、父は眼鏡+虫眼鏡で写真を見ながら、説明をする。
「あんた、よくこんな写真見つけたねえ…」と感慨深そうだ。
~さん(職場の上司)、学校あるんだから、って早く帰らせてくれて夜学に通ったけど、あと1年、という所でやめてしまった…大学行きなさい、って~先生にも言われたけど、昔そんなお金ないっしょ?兄弟も多かったし…これは誰撮ったんだったかな…撮ったのは覚えてるけど…お父さんこの頃詩集なんか読んでたんだよね…
色々な話が出てくる。文学青年風のこの写真は私も面白いと思って覚えていたものだ。古めかしいラジオがあったり、わざわざポーズを決めて写真を撮っているのもいかにも「昭和」で。
私の知っている父の知り合いや、親戚の誰彼の話もあれこれと出てくる。
もう60年は前の写真でもよく覚えているもので、このセーターは~姉さんが編んでくれた、とか、雪で白一色が背景、と言う写真を、これは三笠の神社近くで撮ったものだ、など、若い時の記憶ははっきり残っているものらしい。
しかしながら私は、20代後半くらいの写真を見ても、「これ誰?」と名前を思い出せなかったり、「どこでこんな写真を?」というのが結構あったのだ。
…これは
父の若いころに比べ写真を撮るのが日常的になり、いちいち印象に残っていないため
私の行動範囲が父のより広かったため
…私の記憶力が…
…さてどれか?
かつみさんは海外赴任をされていたんですね!どちらに行かれていたのか、こんどぜひ教えてください。
生徒にも、したわれているのでは・・・
私はもう定年になって10年目です、定年後2年で病気なり・・・
田舎で生活しています。
昨年くらいまでは勤務した諸外国の国の旅行をしていました・・・もう飛行機の長時間に耐えられず、外国は近くのみにしています。
子供の頃は特に、「首をすげ替えたようだ」と言われていました。
私としては美人の母のほうに似たかった、と思って育ったのです。
>昔日より写真を撮る機会が圧倒的に多いから
で、しょうね。父が60年前位に撮ったものなら、写真は相当「記念写真」として大切なものが多かったのでしょう。
今は携帯で気軽に撮っちゃいますからねえ。
お父様のお写真見て驚愕いたしました。
まぁびっくり。です。
そっくりですね。というか同じお顔。
ご両親とも美男美女ですてきなことです。
「答え」は僕の想定ではどれでもなく、
「昔日より写真を撮る機会が圧倒的に多いから」なのでは?