たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

本薬師寺跡のホテイアオイ

2018-09-09 21:45:52 | 現実
観測史上最高に暑い夏、といっても、8月末になれば、朝晩は少しは気温下がるのが普通だし…と思ったら甘かった。

さらに9月に入っても。

そんな9月の1日、明日は台風が来そう。台風が来てしまったら花もどうなるかわからないしな…と、以前から行きたいと思っていた奈良、橿原市の本薬師寺跡のホテイアオイを撮影に行くことにした。


現在奈良市の西の京にある薬師寺(やくしじ)の前身にあたる寺です。天武(てんむ)天皇が後の持統(じとう)天皇である皇后の病気平癒のため祈願して、天武9年(680年)に薬師如来を本尊とする寺の建立に着手。完成しないうちに天武天皇が崩御したので、持統天皇がその遺志を継いで完成させました。

橿原市のHPにはこう書かれている。

この時代を舞台にした小説は好きでよく読んでおり、その中に、平城京にこのお寺を移す話が出ていたのをよく覚えている。薬師如来様の座られている台座を、新しい場所に入れる時に藤原不比等が切り詰めて低くした、と言う場面があるのだ。

最寄りの駅、畝傍御陵前からは徒歩7,8分という所、12時頃に到着したのもあって、それ以上歩くのはもうムリ!という位の暑さ、また良いお天気なのだ。35度位になっていたはず。

広々した畑の中に薄紫の花が!



ここは有名な撮影スポットだが、地元の小学生が植えたとは知らなかった。

ホテイアオイはうちの、メダカ鉢にも以前は入れていた。鉢ではこんなきれいな花は咲かず、葉っぱは割にすぐダメになって汚くなってしまうので、最近では入れていない。
外で群生しているとこんなにきれいなんだあ…

水面に青空が映るのもいい。青、紫、私の好みの配色だ。






畦道を歩く。こんなに暑くなければいつまでも歩きたいような華やかな道だ。

平日の昼、というのに大きなカメラを抱えた人たちが結構、来ている。



遠くには畝傍山。






本薬師寺跡には、今では小さなお堂が残るのみ。 あちこちにさるすべりが、こちらも満開。 可愛らしいお地蔵様にも、ホテイアオイが。










稲穂は次第に重くなってきている。収穫の頃には、ホテイアオイの畑はどうなっているのかな。


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