今日は晴天の高ボッチに登った。
真冬のしかも正月にこの山に登ったのは初めてだ。
東山・山麓線から乗鞍岳~常念山脈、その後に槍穂高岳の山頂部分が頭をみせる。今日は北につづく後立山の白馬連邦まで見渡せる。
東山・山麓線からみた北アルプス
山麓線から国道20号線に出て、塩嶺垰を中程まで車を走らせと、「高ボッチ高原入口・高ボッチまで9㎞」の標識があった。左に折れ山道を少し(4㎞ほど)登ると車止めの柵があった。(12月6日から4月まで、車での入山が禁止されていたことに山を下りてから気がついた) そこから車のタイヤ跡のついた凍った道を登っていった。
諏訪湖やそこから見える富士山に逢いたいばかりに“もう少し登ってみよう” “次のカーブまでもうちょっと行ってみよう”と、5km余りを登ってしまった。つい、いいお天気につられてしまったようだ。高原の台地に草競馬でにぎわう馬場が雪に埋まっていた。そこから柵沿いに歩くと、少し高い場所があり、息子がラッセルして上がっていった。“ここまで来いよ!うわ~すごい眺めだよ~”
吹き溜まりは30㎝の雪で、靴の外から足が冷えてきていたが、後に続いた。そこには360度の素晴らしい景色が広がっていた。「花畑・・」という表札が見つかった。夏にはきっと高山植物でいっぱいになるのだろう・・・
八ヶ岳~南アルプス、その向うに富士山が霞の上に浮かんでいるようにみえる。その下には諏訪湖が広がる。
富士山をズームしてみよう
しばし、撮影&おやつの時間を過ごしていたら、もう13時をまわってしまった。
高ボッチの頂上にはもう30分くらいかかりそうで、今回はここでよしとしようと下ることにした。
往復4時間、雪の山歩きを愉しむことができた。
帰り道にカモシカくんに遭遇!まだ角が短く体も小さい。こどものカモシカかな?
私、コンデジで晴天の山々を、雪の高ボッチ高原を沢山撮ったのですが、実はカメラにSDカードが入っていなかったのです。年の初めからまた失敗してしまった・・トホホ。
これらの写真は同行者のふたりのIPhoneからもらった画像です。おかげさまでした。
5月5日の夕方に岡田から撮った鉢伏山~高ボッチです。
鉢伏山は1,928mその尾根を右につづく高ボッチは1,665m
高ボッチをさらに右に下りたところが塩嶺峠。その向こう側に諏訪湖