ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

笠ヶ岳 2,895mに登る その1

2014年09月08日 | 山歩き

↑ 1週間前、槍ヶ岳から新穂高温泉に下る時にみた笠ヶ岳。

次の週末に若い友人ふたりと登る約束をしていたので、どうか晴れてほしいと願いながら観ていた。

その願いがかなって、9月6日~7日に好天の中を登ることができた。

 登山スケジュール

6日 松本4:00~岐阜県・新穂高駐車場6:00~笠新道登山口7:00~笠ヶ岳小屋15:30

7日 傘ヶ岳6:00~傘新道を下る~新穂高温泉駐車場12:00~(入湯)~松本16:00

 

その1では笠ヶ岳登頂までを書いた。

 

無料駐車場は満杯、何とか1台のスペースを見つけ停められた。ここで朝食。

稜線は晴れているぞ

登山指導センターにて登山届け提出

 

      

                        


 

 

おお!お槍が見えてきた

 

手前の尾根は中崎尾根、次がロープウェイがかかっている千石尾根、向うに焼岳、そして奥は乗鞍岳

杓子平までの急登ではトリカブトの花が元気をくれる  

                       

ここも夏の花と秋の花が同居している                        

                       

11:00 杓子平の出る。

ここで昼食

今日の弁当は五目ご飯のおにぎりとミョウガとブロッコリーの酢漬け(朝食も同じ内容だ)

                       

地元の高校生の合宿か

笠ヶ岳の杓子平からみる槍穂高連峰

 槍ケ岳~大喰岳~中岳~南岳・・大キレット・・北穂高~涸沢岳~奥穂高

槍穂高連峰を裏側からみているので、常念山脈から見るのとは逆の並びになる

↑ 西鎌尾根~槍ヶ岳をズーム

↓ 奥穂をヅーム

稜線に出たところが笠ヶ岳と双六方面の分岐点

                       

風化して読めない・・・

゛ここは、標高2,750Mです。山荘まで登り70分、新穂高まで下り4時間” と。

 

↑ 分岐から笠ヶ岳の反対方向に延びる双六岳方面へのトレースがみえる

↓ 笠ヶ岳への稜線散歩

 

 杓子平2500~2700mの稜線上では、花の少なくなった斜面に小さな丈のミヤマリンドウの鮮やかな青が目を惹きつる。               

                       

(花冠の裂片の間に副片があるのが特徴、その副片は開いて花喉をふさがない)

                       

遠い乗鞍岳を背景にチングルマを撮ってみた

                      

セリ科のミヤマトウキなどの夏の花が残っている道を笠を目指して、もう1時間カンバ!

ここには真夏の花、コイワカガミとミヤマダイコンソウ

 

↑ 焼岳の頂上から煙らしいのが見える、ズームしてみよう。

↓ 焼岳の後方に乗鞍と木曾御嶽山。それもズームする。

↑ 抜戸岩;燕岳の切通し岩のようだ。岩の切れ目に笠ヶ岳の頂上を入れてみたが・・・

↓15:30 笠ヶ岳小屋到着。 頂上はここから15分

 先行した高校生のグループが頂上で記念撮影中

 2898m登頂!

                       

↑ 笠ヶ岳頂上から夕暮れの槍・穂高連峰

↓ 大キレット~穂高連峰にも雲がかかり始めた

 

今日の夕陽は焼けなかったが、雲のすき間から弱い光線。その下は高山市か。

頂上から小屋をみる。その下にテント場がある。

 

このつづきは、その②で書きます。

 

 

 

 

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9月5日(金)美術展

2014年09月08日 | 信州

上記の展覧会が井上デパートで5日~7日まで開催されている。

初日と2日目には南 栄一さんの実演があるというので、デパートの開店を待って一番乗りで応援に出かけた。

 

↓ 南さんの最近作

美ヶ原の王ケ頭の夕焼けでしょうか

口に絵筆をくわえて描く場合は大きな号はなかなか難しいのだが、今回はF6号の大きい作品も出されていた。彼に聴くと筆の柄を伸ばして描いたという。

高校生の時、柔道の試合中の怪我で四肢麻痺となり、それから40年余りたった。非常に誠実で努力家の彼は皆に信頼されている。私は遠くから応援しているだけだが、これからもいい作品を描き続けるでしょう。

 

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9月4日(木)赤蕪;大滝かぶらを蒔く

2014年09月04日 | 庭の花

週末にかけてまたまた雨予報。今日は畑仕事に精を出すことにしよう・・と決めた。

まず、赤蕪の種を蒔く畑を空けなければ・・・野菜用の畑を占領しているコスモスを3分の1は抜かなくてはいけない。

                       

きれいに咲いているものをそのまま捨てるのは申し訳ない気がして、バケツに水を張って駐車場に並べてみた。お好きな方に自由に持っていてもらうことにした。

どなたかもっていってくれるかなあ?明日の朝まで様子をみましょう。

 

ウメモドキの実が紅く

                                      

シュウメイギクの紅花と白花の一番花

 

 

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9月2日(火)今日の常念岳・浅間山

2014年09月02日 | 日本百名山

今日は三才山峠を越えていく病院ボランティア。今日の切花はコスモスをたっぷり。

朝の峠道からは常念岳も浅間山も雲の中。

そして午後の帰り道もやっぱり雲の中。しかしその上の空は紺碧の空。

 

↑ 丸子・和子からの浅間山

↓ 山の神橋からの常念岳

 

夕方のウオーキングでは、常念岳は雲が取れ、その上の空は薄い夕焼

 

天頂の月は半月

 

今日の槍ヶ岳グループのブログによると、アルプスは素晴らしいお天気だったという。

今日の登山者は皆さん幸せだったことでしょう。

 

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燕岳~東鎌尾根~槍ケ岳~新穂高温泉へ その2

2014年09月02日 | 山歩き

3日目;9月1日

5:00 朝食 今日も雲が厚くご来光は臨めなかった。それでも時にスーット霧が流れて槍の穂先が現われる瞬間があった。

 ↑ 槍の穂先をズームしてみると、何人かが喜んでいる様子か・・

山荘下の斜面に残っていたタカネシオガマ

 

↓ 常念岳~蝶ヶ岳の蝶槍が現われた。ご来光は常念岳の向う浅間山から出るはずだったが・・・

↑ 手前は昨日、喘ぎながら登った東鎌尾根

↓ 大喰岳の尾根の奥は前穂・北尾根

 

↑ 山荘の裏からのぞくと、双六岳、鷲羽岳へとつづく西鎌尾根が見える。

↓ そして西の谷向うには笠ヶ岳2,897m

 

6:00 撮影タイムを終え、下山開始した。

新穂高温泉まで14,4kmの下り、コースタイムは6時間半。私は今日もアンカー役で皆さんの後ろ姿を撮りながら追いかけた。ゴーロ道で石車に乗って転んだり、脚が攣ってきたらしい様子を観察しながら歩いた。そういう自分自身も時々転びそうになったが・・・

↑ 西鎌尾根の奥をズームすると、一番奥は立山・剣方面 

↓ 笠ヶ岳の稜線

 

飛騨沢の沢音が聞こえるようになると草の斜面には夏の名残りの花たちがあった。

また、トリカブトの仲間のオオレイジンソウと思われる背の高い白い花があったが、登山道から離れていて撮れなかった。

                        

オオヒョウタンボクの花が瓢箪状に

キヌガサソウは萼だけが残っている

 

                       

サラシナショウマが群生している

 

↑ 南沢を渡る

↓ 滝谷を初登攀した藤木九三のレリーフ

滝谷

 ロッククライミングの殿堂である上部の垂直岩壁は雲に隠れている。滝が2本在るというが、下の1本が見えるだけ・・・

 

↓ 白出沢をはじめとする蒲田川は大規模な治山工事が行われていた。

↓ 笠ヶ岳の南に控える錫丈岳2,168m

 

↓ 穂高平小屋で休憩。ラーメンを注文し昼食とした。ひとりの従業員が12人分作ってくれるので、時間がかかり、ここで大休止となった。

その脇に南岳新道の登山口があった。何年か前の秋に女性3人で急坂を冷や汗をかきながらここへ下って来たのだった。

 

12:30新穂高温泉、一番奥の駐車場に下山。

迎えのマイクロバスが待っていてくれ、平湯温泉まで下り、「ひらゆ乃森」に入湯。

ここは民芸調の大きな温泉、沢山の露天風呂があった。その頃は激しい雨になり、雨を浴びながら露天風呂とおしゃべりを愉しんだ。

3日間のハードな山歩きが無事終ったことにほっとし、体の疲れがほぐれていった。

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燕岳~東鎌尾根~槍ケ岳~新穂高温泉へ その1

2014年09月01日 | 山歩き

全く、どうしたことだろう・・・またもや雲に巻かれた山歩きになった。

8月30日~9月1日・2泊3日の東鎌尾根(表現座コース) 所属山岳会12名の山行だった。このコースははじめてと、大いに期待して参加した会員も多かったので晴れてほしかった。

3日間とも歩く時になると雨が上がり、雨具を使わなかったのは幸いだった。


1日目;上田市~松本~中房温泉登山口~燕山荘(燕岳)~大天井ヒュッテ(泊)

2日目;大天井ヒュッテ~西岳~水俣乗越・東鎌尾根を登る~槍ケ岳山荘泊(槍ケ岳)

3日目;槍ケ岳~飛騨乗越~飛騨沢を下る~新穂高温泉~平湯♨~松本~上田市


その1; 燕岳~東鎌尾根~槍ケ岳まで

1日目

天気予報はあまりよくなかったにも関わらず、夏最後の休日だったためか中房温泉登山口は大いににぎわっていた。

6:40 登山開始

11:00~11:30燕山荘前で昼食

 燕岳は花崗岩が興味深い岩がにょきにょきと・・・

夏の名残りのコマクサ

                        

ウメバチソウとトウヤクリンドウは盛りだ

 切通し岩↑ と 蛙岩(げえろいわ)↓

只今、小休止中。ここから[大下り」になる

大天井岳の巻き道では動かない蝶が・・

                       

15:00 1日目の宿、大天井ヒュッテが見えてきた

ヒュッテの向うは牛首岳。明日はあそこに登り、槍ヶ岳や裏銀座の朝焼けを眺めたいな・・・

 

 2日目;夜中は激しい雨音が続いていた。

4:00の起床時は止んでいたが、牛首岳からの朝焼けは次の機会までお預けとなった。

5:00薄明かりの中を出立

小池支配人にシャッターを押してもらった。今日は東鎌尾根を登るので、ヘルメットを用意している。

 

 西岳への3時間の愉しい尾根歩き・・・晴れていれば眺望を楽しみながらのはずだった。

ビックリ平から振り返ると大天井岳の上空の雲はうっすらと朝焼け。

ベンケイソウは紅くなりはじめ・・

いよいよ東鎌尾根の登り、痩せ尾根にたくさんの梯子がかかっており、冷や汗をかきながらの2時間余りの厳しい登りに入る。

右側の北鎌尾根方面はは視界ゼロなので、かえって恐怖感を少なくしてくれているかもしれない。残念だが・・・

長い垂直の梯子を慎重に怖々降りる仲間

↓ その梯子を下り終わって、振り返ってみた

     

右手を眺め下ろすと、槍沢を登る20人ほどの登山者を数えることができた。

8月4日に雨の中を槍沢を登った時は4本の雪渓を渡ったが、今は登山道にはないようだ。

 

ヒュッテ大槍近くから、槍の穂先を眺め上げても・・・それは雲の中

 

霜枯れていないチシマキキョウ

↑ 槍ケ岳の肩までもう1時間くらいにある東鎌尾根のヒュッテ大槍

 

 11:30 槍ケ岳肩の小屋に到着。ここで大天井から背負ってきたお弁当を摂る。穂先のガスが取れるのを待ちながら・・・

しかし、なかなかガスが取れず8人のメンバーは穂先に挑戦した。登りに30分、下りに15分だったと報告された。私も含めて残りの4人は、何も見えないのに登っても仕方がないねと・・・。午後はゆっくり休憩

下の写真は翌朝の槍

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