雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

悲しいね 富士丸くんの 死を忍ぶ

2009-10-09 11:31:25 | 【番外編】
昨日、富士丸くんのことが綴られているブログ「富士丸な日々」

富士丸くんの急死を知りました。

かなりショックです。


飼い主の穴澤さんと、富士丸くんは

まさにベストパートナー。


お互いが信頼していて、絆が深く

とっても素敵な関係だっただけに

突然の死が、信じられません。


穴澤さんも、富士丸くんの健康には

とっても気を配っていらっしゃったし

定期的に獣医師さんに健康診断をしてもらっていて

何も異常がなかったと聞いています。



これから、富士丸くんのために

いろいろなプランを立てていらっしゃっただけに

まさか・・・という思いだったと思います。


家を出る時はいつもと変わらない状態だったのに、

帰宅したら既に息を引き取っていたそう。



ご冥福をお祈りします。



そりゃ、私も 風ちゃんにはベストを尽くしているつもりですが

突然、死んでいたら……。

そう考えると、本当に涙が止まりません。



富士丸くんは、風とほぼ同じ年齢で、

富士丸くんの方が、半年ほど若かった。


そして、風と同じ「ただの犬」出身。


私が勝手に親近感を持っていました



実際、私が富士丸くんと会ったのは、

昨年の1月と2月の2日間だけ。

それぞれいっしょに過ごしたのは数時間ずつでしたが

それでも、富士丸くん自身の魅力をすごく感じました。


私は、親ばかなんで

風のことをかなり賢いと思っているんですが

うちの風にも勝る賢さ、プラス

どんなことにも動じない大らかさがある

自信に満ちあふれたワンコさんでした。


人にも犬にもフレンドリー。

私にも、何度かチューをしてくれました。


目の前の工事現場で鉄板が落ちる大きな音がしても

飼い主さんが平静だと、富士丸くんもオスワリをしたまま平静な顔をしている。


風だったら、絶対パニックになっていただろうに…。


大きな体だけど、家の中ではおもちゃで遊ぶ

おちゃめな行動も見受けられ

やっぱりベストパートナーに恵まれた

彼の生活は、幸せそのものだと感じました。




そのころのブログはこちらです。(内容が古いのは許して…)
ママ浮気? 富士丸くんの 匂いだね



今回の富士丸くんの死を知り

改めて、犬の命のはかなさを感じました。



飼い主が最前を尽くしていたとしても、


寿命の火が消えることがある。




風も、なんとなく8歳の今が折り返し地点で、

後8年ぐらいは

生きてくれるのだと、信じているけれど…。



いつ、その日がくるかはわからない。





限りある命。




だからこそ、



「今生きている一日一日を大切にしてあげたい」






強くそれを感じました。




実際のところ、8歳になってから


風ちゃんの「老い」をすごく感じます。



あれだけ散歩が大好きだったのに、

今まで自分から「帰ろうよ」と言ったことが

一度もなかったのに…。



風パパが、河原に向かおうとすると

Uターンして「もうしんどいから、帰りましょうや」って

言うらしい。


今までは、風パパと10kmでも20kmでも走っていたのに…。




風パパが帰宅した時も、今まではすぐに飛び起きて

玄関でお出迎えしていたのに

最近では、風パパが玄関で待っているのに

「よっこらしょ」とカラダをゆっくりおこして

ゆっくりとストレッチしてからしか、出迎えにいかない。



もちろん、公園にいっても

昔は、毎日していたチョコちゃんとのバトルごっこも

めったにしなくなった。



さらに、ここ1週間ぐらい

顔の毛の色に白っぽいものが増え

少しずつ老犬っぽい毛が出はじめた。




まぁ、私自身も体力の衰えを感じるし

髪に白いものも随分増えたし、

起き上がる時は「よっこいしょ」って感じだし

風パパのマラソンは、自転車での伴走でもキツイなあーと

感じているし。

ちょうど、風ちゃんと私は

年齢も、老いもおんなじぐらいなんだけどね。



だけど、これからどんどん老いは、進んで行く。

私をどんどん抜かしていくだろう。


「老い」は寂しい気もするけれど、

風ちゃんの老いを看れる(世話をできる)ことは

私の幸せ、愛しさが増すことになると思う。


風ちゃん、なるべくゆっくりゆっくり歳をとって

私といっしょに過ごしてね。



そして

老いて行く姿も

ちゃんと私に見せてください。

お願いです。


あかん、書きながら

涙があふれてきた…。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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