雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

犬の脳 警戒心と 関係が…。

2011-01-11 11:23:35 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴々(すず)の日常
連休中、東京で暮らしている姉が実家に帰ってきていたので

私も、風ちゃんを連れて実家へ。


sunちゃんがいないおうちにじっといるよりも

大勢で過ごした方がいいもんね。


で、夕食は、風ちゃんを実家にお留守番させて

近所のお店へ。

そこで、みんなと待ち合わせ。


みんなといっても…
母と私、姉、姉の娘、姉の息子とその婚約者、上の弟家族(弟夫婦とリョウくんとリカコちゃん)という10名でわいわい食べてきました。


風ちゃんが待っているので、私がイチバンに実家に入り


風ちゃんをなでなで。

そして、風ちゃんは、家に入ってくる人を順番にお出迎え。


姉の娘(私の姪)のトコちゃんは、今年成人式。

そのために今回の帰郷です。



姉一家は、以前私と同じ高槻に住んでいて


トコちゃんが小学校の頃、ときどきうちに遊びにきて、よく風ちゃんをかわいがってくれました。

あの小学生だったトコちゃんが今や女子大生。


成人式なんだもん、なんだか年月を感じます。





久々に会うトコちゃんを見たとたん、大喜びの風ちゃん。

乱舞して、チュウをしたくて顔を近づけます。

そして、撫でられてるんるん。


姉も「風ちゃん、何年も経っているのに、よく覚えているのね」と感心。


風は、自分のよく知っている人と、そうでない人とのリアクションが完全に違うんですよね。


そして、いつも実家で会う弟家族にも、ひとりずつ挨拶。


とても、上機嫌の風ちゃん。


そして、次に入って来たのが、甥っ子の婚約者。





みんなと同じように、風ちゃんをなでようと近づいてきたところ


風ちゃんは、彼女を見たとたん「ワンワンワンワン!(お前誰やねん! お前なんか知らんぞ!)」と

大声で吠え出して、ビックリ!


トコちゃんとさほど変わらない、若い女性なのに!

彼女も自宅でワンちゃんと暮らしている犬好きさんなのに!


「ワンワンワンワン!(おれのこと気やすく触ろうとするなよ!)」と、吠えまくる。


私は、彼女に悪くて、悪くて…。


風ちゃんに吠えないように注意しました。




ふと、sunちゃんだったら、初めて会った人にも絶対吠えないし、

なでて!!って寄って行っただろうに…。


と思っちゃいました。



風の場合、人なら誰でもいいってことが絶対ない。

個人個人をすごく認識していて、知っている人と、知らない人に対する態度の差が歴然。



知っている人の手は、ウエルカムでも

知らない人の手は、断固拒否。


ただし、知らない人の手でも、子供やお年寄りなどで、私を介した人の場合はウエルカム。



その判断って、非常に人間的だと思うのよね。


ワンちゃんによっては、知っている人、知らない人にかかわらず

「若い女性なら、誰でも大好き」とか「○○なタイプは苦手」とか


個人識別じゃなく、その風貌によって好き・嫌いを判断しているコも多い気もします。



その違いは、ワンコのどこにあるんだろう?


一般的には、洋犬の方が、警戒心が少なく、他人にも平気で寄って行くコが多く

警戒心がある和犬は、自分からは他人にどんどん寄っていくことはあまりしないって

聴くけれど…。



そういう意味では、風ちゃんは完璧に和犬タイプ。


sunちゃんは洋犬タイプだったよね。



そんなことをすごく感じました。



「犬は、オオカミから進化する過程で、警戒心が必要なくなり、その分オオカミよりも脳が小さくなった」と以前ナショジオの番組でやっていました。

和犬など、古代犬タイプの場合は、まだそのオオカミ的な警戒心を司る脳がしっかりあるってことかしら?


うーん、興味深いわ。




さてさて、sunちゃんがいなくなったその後の風ちゃんです。



sunちゃんがいる頃は、食事と散歩以外は、2階の寝室からほとんど出てこなくなっていた風ちゃん。


朝、私が一階に下りた後、風ちゃんも階段を下りてくるんですが

sunちゃんの姿をみた途端、そのまま階段の途中でフリーズ。


結局、Uターンして2階に戻っちゃうってことが続いていました。


なので、居間に風ちゃんがいることがほとんどなく

遠慮なくsunちゃんをなでてあげられていたんですが・・・。



あのままsunちゃんがうちにいるのなら、「風ちゃんの引き蘢り」に対して

何か対策をしなくちゃいけなかったんですが


早々にお見合いが決まったので、後数日だし「風ちゃんに我慢してもらおう」ということで、放ったらかしにしていました。



だから、早くにsunちゃんがトライアルに入ってくれて良かったんだと思います。






sunちゃんは、もううちにいないのに、今朝の風ちゃんは


朝、私が一階に下りても、なかなかまだ一階にきません。


そして、2階で耳を澄ませていたのか、しばらくしてから降りてきて、居間の戸をトントンとノック。


その音を聞いて
居間の引き戸を開けてあげると


ちょろんと顔だけを遠慮がちに出し

居間の中を「ママしかいないの? もうあいつおらへんの?」と見渡します。


「風ちゃん、おらへんって!安心してこっちにオイデよ」というと

しっぽフリフリで居間にいる私のそばに。



sunちゃんは、攻撃性が全くないおりこうさんだったけれど

ブンブン振るしっぽに、風ちゃんは幾度となくビンタされていたもんね。



このショットは、sunちゃんがいた頃の風ちゃん。


「寒いから、おうちに入りなさい」と言っても、なかなか入ってきてくれなかった。


で、戻ってきたと思ったら、sunちゃんが行けない2階の寝室へ直行だった。





風ちゃん、またうちに新人さんがくるかどうかは、未定だけど


しばしの間は、ひとりっ子生活よ。


今のうちに、しっかり英気を養ってね。






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