雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

元気だが やはり気になる 癌のこと

2012-09-08 11:36:46 | 愛犬の病気と手作り食
仕事の執筆で、いろいろインターネットで調べものをすることがある

そんな時、たまたま「腎細胞がん」という文字を見ると、チェックしなくてはいられない衝動にかられる私。


やっぱり、風ちゃんのことは、もっともっと知りたい。


それが病のことであってもです。




人間の「腎細胞癌」に対してですが、新薬が今年の8月末に出たみたいです。

8月末というと、ほんの1週間ほど前ですね。


その薬は、根治切除不能又は転移性の腎細胞がんの効能・効果で、抗悪性腫瘍剤/キナーゼ阻害剤というもらしいです。

もちろん副作用もあるらしいのですが、分子標的薬を対照とした試験で優れたデータを示した初の腎細胞がん治療薬らしいです。



薬の原価だけで、人間場合1日2万円~とか。ということは、10日で20万円~。一ヵ月で60万円~。



この薬は、今人間用が出たばかりなので、犬にも使えるようになるには

いったいいつになるんでしょうか。


でも、犬用に認可されても、この価格だと現実的じゃなかったりするんですけどね。



そんな記事が掲載されたサイトに

腎細胞がんについてのいろいろな記述がありました。

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腎臓の悪性腫瘍のうち、90~95%が腎細胞がん。

成人のがん全体の約3%を占めており、国内での有病者数は年間約67,000人。

罹患率および死亡率は、10年あたり2~3%の増加率で上昇し続けています。

腎細胞がん患者さんの約25~30%は、診断時に転移巣を有しています。

限局性の病変に対し根治を目的として腎摘除を受けた場合においても、

多くの患者さんに再発がみられ、主な転移部位は肺、縦隔、骨、肝臓および脳です。

5年生存率が約20%という厳しい現状からも、

転移性腎細胞がんは、依然として医療上のニーズが非常に高いがんの一つといえます。

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人間の場合で、5年生存率が約20%。


じゃあ犬の場合は????


人間の5年は、だいたい犬の1年っていうから


風ちゃんの1年生存率が約20%ってこと?!


ううん、それは考えたくない。



そこから、リンクするガンのサイトを次々と見て回りました。




すると「がんナビ」というところに
「腎細胞がんの治療をうけた方へ」というページがありました。


もちろん人間用ですが

そこには、 

「再発とは、治療によってがんを取り去った後、再びがんができることをいいます。

 転移がない腎細胞がんに対して根治的腎摘除術を行った場合の再発率は約3割です。

 再発の半数以上は、手術後2年以内に発症します。」とありました。


ということは、風ちゃんが人間だった場合の再発率は、約3割。


7割は大丈夫ってことだから、希望が湧いてきました。


で、再発の半数以上は、2年以内・・・。



人間で2年以内っていうことは、犬だと半年以内ぐらいになるのかしら?


「最も再発しやすい場所は肺で、再発の約半分以上を占めています」


なるほど、それで前回の検診の時も、レントゲンを撮ったのね。



「次にリンパ節、骨、肝臓などです。摘除した腎のあった場所(局所再発)や、副腎、脳、皮膚などに見られることもあります。

 再発が起きた患者の予後は悪く、再発後の3年生存率は10%以下との報告があります」って、書いてありました。

ということは、再発すれば90%の人が3年以内にサヨウナラなのね。


再発=覚悟を決めなくちゃということかも・・・・。




でも、こういう記述も。
「再発後の生存期間は、10年以上元気で存命されている方もいらっしゃれば、2-3ヶ月で不幸な転帰を取られる方もいらっしゃいます。予後不良因子が少ないほど長く、多いほど短くなります」って。



えっ、予後不良因子ってなんや?!


もちろん、私はすぐに調べました。




リスク分類の行う際に用いられる予後不良因子は、

(1)Karnofsky Performance Statusが80%未満

なんじゃこりゃ???
カルノフスキーのパフォーマンスステータスって・・・。


でも、日本語のサイトがみつけられず、海外のサイトをみたら・・・。


80%以上は、普通の生活がちゃんと自分でできるレベルってこと。

50~70%は、介護や支援が必要な状態。

10~40%は、病院での入院が必要で専門家のケアを要する状態・・・

ということみたい。


と、いうことは、ワンコの風ちゃんが人間だった場合、今のところ80%以上よね。



(2)LDHが正常上限値の1.5倍を超える

ちょっと待って、こ前の血液検査の結果は、どうだったっけ。

慌てて調べてみたけれど、検査項目になかったわ。



(3)補正カルシウム値が10mg/dLを超える


補正カルシウム値ってなんやねん?!


ネットで調べてみると
人間の場合、

補正カルシウム値[mg/dl]=血清カルシウム値[mg/dl]+(4-血清アルブミン値[g/dl])

ということらしい。
通常人間のカルシウムの標準値は、8.4~10.0 mg/dlなので、補正してもこれよりオーバーしている場合が
該当するみたいです。


で、この計算式に風ちゃんの数値を当てはめると、10.9mg/dLです。

でも、犬のカルシウム参考値は、9.3~11.4mg/dlなので、カルシウム値が9.6mg/dlで補正が10.9mg/dLなら、きっと問題ないはず。




(4)ヘモグロビン値(Hb 値)が正常下限値未満

よかったー、)ヘモグロビン値は、風ちゃん正常値ど真ん中でーす。



(5)腎がんの診断から治療開始まで1年未満


ええっと、風ちゃんの腎細胞がんの診断がくだったのは、腎臓摘出後だから
その後は、何の治療もしていない。

ということは、治療開始していないから、これには該当しないのかなー。


うーん、わかんないや。


この5項目に該当しなかったら、生存期間が長く、3つ該当するとかなり厳しいみたいです。


まあ、ワンコの場合は、データがないので不明なんですけどね。







さらに、一般に腎細胞がんの危険因子も掲載されていました。

(1)生活習慣、(2)職業、(3)長期透析、(4)遺伝因子などですって。


 腎細胞がんの発生に関連する生活習慣としては、「喫煙」、食事や運動習慣などに起因する「高血圧」や、「著しい肥満」などが明らかになっています。「著しい肥満」の場合は、リスクが約4倍になるといわれています。

まぁ、風ちゃんは喫煙していないし、風パパもすでにやめているし、副流煙を吸う心配もなし。


でも、血圧ってはかったことないわ。

ねぼすけやから、低血圧かもしれんけど・・・・。


これは、わかりません。

で、「著しい肥満」・・・・。


これはまったく風ちゃん該当しません。

やせ気味だって言われているもん。



 職業的な危険因子とは、カドミウムなどの重金属、有機溶媒への長期接触などがあります。


いやー、風ちゃん。

そんな職業についたことないしなー・・・って、風ちゃんワンコやがな。


10年以上透析を受けている場合、約8割の人に腎がんが発生するといわれています。


これも風ちゃん、該当しません。


と、いうことは期待できるかも。


野菜や果物の摂取はリスクを下げるとされています。
ってことも書かれていました。


風ちゃん、果物は食べないけど、最近は、毎日手作りで野菜はかなりとっているもんね。



そして、人間の場合

 定期検査として、血液検査のほか、肺転移などを調べるために胸部レントゲン、胸部CTを行います。肝臓、副腎や後腹膜リンパ節転移、局所再発を発見のためには、腹部超音波検査や腹部CT検査を行います。そのほか骨への転移は骨シンチグラフィー、脳への転移は頭部CTや頭部MRIを用いて検査を行います。


うん、これも風ちゃんも定期検査として、血液検査、レントゲン、エコー行う予定やし・・・・・。

さらに半年ごとにCTスキャンも考えています。


今月の検査でも、無事でありますように・・・・・。




最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。


期待と覚悟の狭間で揺れ動く風ママの親心。


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