The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

“Prometheus”と時間旅行 11

2012-08-28 05:50:44 | Weblog

 アンデスの2400mぐらいの丘陵から3体のミイラ、その1体の肉付きは良く、まるで生きているようだ、しかし、石棺を開け、外部の空気に触れると、干からび皺だらけになってボロボロ、小松は、ミイラが発見された時のこうしたありさまが、ドラキュラ伝説の下敷きになったのではと記していた。

 最後の1体はまだ生きており「瞳孔反射」があった、そこで、巨大なカプセルで石棺を包み、外部の空気を遮断する、
 1、内部の気圧はo.4 気圧
 2、アルゴンに満たされている
 3、鼓動は1分に20ぐらい
 4、身体の組織は1000年前に死んでいる
 5、左心室と動脈の一部は二週間前に死ぬ
 6、脳と脳幹は開棺前まで生きていた
 7、石棺の蓋(ふた)が空気フィルターになっていて、そこの小さな穴が空気を浄化していた

 これこそが、アンデス文明の粋を集めたインカのミイラ、その目的は、時間旅行、これぞSF、なかなかではないか。

“Prometheus”と時間旅行 10

2012-08-25 04:17:49 | Weblog

 小松は記す、
 「古代人は、自らの意志で、生きたまま仮死状態に入り、神秘の夢の世界に生きたのではないか」

 これは、シェークスピアの「我々は夢と同じ材料で作られている」に通じるかもしれない、そして、それは、
 「卑小な日常生活を越え、地球上の生を超越することである」

 小松左京の外見はぽっちゃりとして三枚目、見栄えは良くない、そうAKBの秋元に似ていた、しかし、中身は二枚目だ、
 「これこそが魂の宇宙旅行」

 言いも言ったり、「魂の宇宙旅行」、なんというスケールの大きさであろう、これにくらべたらハリウッドのSFはスケールが小さい、その具体的な内容はなにか、それは、あのミイラにあるというのだ。

“Prometheus”と時間旅行 9

2012-08-21 05:45:46 | Weblog
 
 小松左京は古代文明について、
 「今の科学的な考え方とは、まったくちがうプロセスを踏んで、まったく奇妙な地点に行き着いたものがあったにちがいない」
 それが、今は、
 「まるで見当がつかないままに見失われてしまった」

 いいところに目をつけている、江戸城の石垣も見事だが、インカのものは完璧、一体、どんな発想、どんな技術であったのか。

 さて、小松さん、古代人は夢を利用して時間旅行・宇宙旅行、なんと突拍子のない発想か。

 「夢を利用して時間旅行」、驚くべきidea、古代人の秘密であり、古代文明は、これによって建設されていたのかもしれない。

 ところで、高野山の奥の弘法大師、56億7千万年後の弥勒の再来に備えているという、こちらも、すさまじい着想・スケールではないか。

“Prometheus”と時間旅行 8

2012-08-19 00:01:42 | Weblog

 選りすぐりの美男と美女が、跳んだり跳ねたり、泣いたり笑ったり、巨大なスクリーンの上で夢をふりまく、白い肌・青い瞳・エロチックな唇そして抜群のプロポーション、あちらの映画はヒットするように出来ている、だが、内容はどうか、これっ、エイリアンの二番煎じ三番煎じ、いまいち、映像はきれいだが内容はどーか。

 小松左京の「眠りと旅と夢」、奇抜な着想・巧妙な構成・あっと驚く展開、これを映画にしたらどうだろう、「アバター」や「プロメテウス」もハダシで逃げ出すのではあるまいか、あの世の小松さんも、きっと、大喜び。

W.Blakeの神秘な体験 下

2012-08-14 06:05:59 | Weblog

 W.Blake の有名な詩に、
 “ To see a world in a grain of sand,
   And a Heaven in a wild flower,
   Hold infinity in the palm of your hand,
   And Eternity in an hour. ”

 「 一粒の砂に 世界を
   野の花に 天国を見て
   あなたの手の平に 無限を
   ひと時に 永遠を掴む  」

 一粒の砂に「世界」を、一本の野の花に「天国」を見る、幼児(おさなご)の感性だろうか、そう、大脳の減量バルブが開いて、神秘と奇蹟の現象世界が開示したのだ、さらに、無限と永遠をキャッチ、まあ、そのものズバリに謳い上げた、しかも、彼は、絵でも、それを表現しようとして、ある程度、成功している。

 なんと見事に、神秘体験を歌い上げていることか、多くの詩人・画家・芸術家を啓発した理由が分かる、不思議な人物である。

W.Blakeの神秘な体験 上

2012-08-12 05:54:01 | Weblog

 William Blake (1757-1827) はロンドンのソーホー地区の現在のブロード・ウィックに生まれる、子供の頃から絵の才能を発揮し、彫刻家に弟子入りし、やがて、銅板画家になり挿絵画家として生計を立てる。

 彼の不思議な絵と詩は、多くの人々に影響を与えているが、トマス・ハリスの『レッド・ドラゴン』ではブレイクの水彩画が重要な役割を演じている、あのハックスレーが注目していて、前にも引用したのだが、
 “If the doors of perception were cleansed,everything would appear to man ,as it is : infinite."
 「知覚の扉が清められるならば、森羅万象は、ありのままの無限の姿を、あらわすだろう」

 ブレイクは、時間と空間のワクを超えて、宇宙の神秘に肉薄したと言える。

“Prometheus”と時間旅行 7

2012-08-08 06:07:03 | Weblog

 W,Shakespeare は、
 “We are such stuff as dreams are made on and our little life is rounded with a sleep.”
 「我々は夢と同じ材料で作られている、そして、我々の短い生涯は眠りによって囲まれている」

 シェークスピアは何を言おうとしているのか、いろいろな解釈が可能だが、物理学者のリサ・ランドールは「ワープする宇宙」の中で、我々の宇宙はシャワールームのカーテンのような構造で、そのシャワールームには、別のカーテンがあるのだが、それを確認することはできない、ただ、重力波だけが往来できる。

 とんでもない状況に置かれているようだ、stuff・dreams・a sleep 、みな相対的で、特に、カーテンとカーテンの間の空間は、a sleep を連想させないであろうか。

 W Shakespeare もそうだが、ダ・ビンチやW・ブレイク、H・ボーン・・・ 歴史の中には時代を飛び越えているような人物がいる、その代表が、ブッダとキリスト、彼らは、時間旅行をしたのであろうか。

“Prometheus”と時間旅行 6

2012-08-04 02:15:14 | Weblog

 ちょうどその頃、ちょっとした出来事に巻き込まれ、疲労困憊したことがある、電話で私の声を聞いた彼女は、なんと、
 「悪霊にとりつかれている」
 これにはびっくりした、こころが弱くなっていたので、
 「どうしたらいいんだい」
 「神社に行って、お払いをしてもらいなさい」
 
 彼女たちには、こういったコトに対する治癒のシステムが完成されているようだ、現代人には、単なるストレスだが、違った解釈もある、結局、治ればいい、だから、かつての日本人の大半は、場所を変え、雰囲気を変えて、「気を晴らす」、こういったやり方で精神の安定を回復していたのだろう。

 ところで、映画のプロメテウス、ずいぶん大胆な解釈だ、「アバター」で映画の最先端の技術を見せつけたアメリカの映画産業、白人世界の文化支配の先兵ということか。

 まあ、よく出来ている、それにわくわくする、かつては、ジーンズ・タバコ・クルマ、これがワン・セット、さり気無く、そうそう、コーラーがあった。

 だから、映画は、一見、時代遅れの情報媒体に見える、それでも、これで、地球上の数十%の人々を洗脳できる、ということか。

“Prometheus”と時間旅行 5

2012-08-01 06:59:16 | Weblog

 この女性は八ヶ岳の麓の村の出身で、地元のキリスト教系の女子高校を卒業しアメリカの大学に入学、ずいぶん長くいた、恋人がLaw Schoolの学生でエリートの出身、結局、うまく行かなかったみたいだ。

 「八ヶ岳の山麓」、八ヶ岳の周辺には縄文の遺跡が多い、そう、この女性、シャーマンの家系のようだ、シャーマンは見えないものを見て、聞こえないものを聞く、それが、アメリカに行き、メキシコに行き、あちらのシャーマンと魔力の戦いを繰り広げる、小柄な身体のどこに、そんな力(ちから)があるんだろう。

 彼女も、「青い瞳の日本人」の一人なのかもしれない。