アブラハム・イサク・ヤコブ・ヨセフ・モーセ・・・苦楽をともにした同胞の10部族はどこに行ったのだろう、彼らは何らかの理由によって東へと旅立っていった。
おそらく、決定的な理由があったのであろう。
ユダヤの10の部族は、ユダ・ベニヤミンの人々から離れていき、歴史の表舞台から姿を消してしまった。
神に選ばれた優秀な民族であるならば、地球上のどこかでその片鱗を表すことがないであろうか。
多くの人々が、彼らの足跡を調査している、ジャングルの奥地に出かけていきメノーラを見つけようとする、あのコロンブスにもコロンブス・ユダヤ人説があり、彼のインド航路発見の目的の裏には、失われた10部族調査の密命があったのかもしれない。
東方の霧深き山の彼方に消えたユダヤ10部族は、どこに行ったのであろうか。
当時、バビロンからエルサレムまで4ヶ月かかった、そのペースで東に向かったとしたら、彼らがホロコーストを挙行している最中には、蒙古ハルハの天山山脈に到達していた可能性があるという。
彼らは一体どこに行ったのであろう、どこに消えたのであろう。