The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

マカオの金正男

2012-03-08 10:50:17 | Weblog

 面白いnewsが飛び込んできた ― 2月18日 ― 、金正男氏、マカオのホテルの宿泊費が払えずに、ホテルを追い出された、というもの。

 1万5000ドル(約118万円)を払えずに退去させられた、担保のクレジットカードの残高はゼロ、これはどういう事情か。

 これまで住居代は中国の特務機関が支払っていたようだ、そして、賭博(とばく)や女性の交際費は北朝鮮側の支払い、それが、北朝鮮が払わなくなった、その理由は、弟の正恩氏の批判、
 「20代の若者に、どれほどのことができようか」

 北は、これでアタマに来て、仕送りをストップ、ところが、その後も、カジノの前で目撃されている、これは、中国サイドの支援が続いているということだろう。

 中国は、最後のカードを手放したくないのだろう、今後、どうなるか予想するのは、大変に難しい。

英語版の出版

2012-03-03 06:08:11 | Weblog

 金正男のこの本、大変な反響、1月20日に初版で3万部で発行されたが、すでに4刷で15万部、それどころか韓国で翻訳出版、さらに英語版は現在、電子書籍化に向けて翻訳作業が進んでいる。

 2月4日の産経新聞に「金正男にやらせろ」、黒田勝弘記者の記事、
  1、北朝鮮を知る貴重な第一級の最新資料
  2、金正男はきわめてまとも人物
  3、国際情勢に明るく、北朝鮮の実情を客観的にとらえている
  4、自分ついてのおごりがなく、終始、冷静な語り口
  5、すこぶる知的でマナーがよく、ユーモアもある

 大変な評価、これは私以上だ、なにか落とし穴がないか、まあ、いいか、金正男は、北朝鮮が復興するには中国式の改革・開放しかないこと、
 「祖父(金日成)に容貌だけが似ている正恩が、どれだけ人々を満足させられるかが心配です」

 言いも言ったり、核心を貫く金言だ、これだけでも、彼の聡明さが推察される、だから、黒田さんの読後感、
 「金正恩ではなく金正男にやらせろ」