おそらく、NHKには、朝から晩までクレームがひっきりなしなんだろう、だから、つっこんだ検証番組は苦手、勢い、
1、動物もの
2、歴史もの
3、歌謡番組・・・
1では、キリンの幼稚園がどうの、雪ヒョウが転んだすべった、ウオンバットのオケツは固いんだぞー・・・どうでもいい、いや、タイヘンに重要なコトね。
2については、何百年も前のことなら、政治団体や宗教グループとは関係がない。
3は、子供からお年寄りまで楽しめる、なんというか、民主主義のひとつの成果なんだろう。
その間に、世界の各地にペーパーカンパニーを作って、節税か脱税か、
「節税なら モンダイはありません」
そんなことを言う人がいるが、これは・・・まあー 困ったものだ。
ところでNHK、この前の大戦をどう言っているのか、
1、太平洋戦争
2、大東亜戦争
戦後の小中・高校では1だったが、今でも1なのか。
NHKには、いくつものグループがあり、それなりの対立が続いているんだろうが、最低限のコンセンサスはどう決めているのか、及び腰が目につく。
BSでオーストラリアの先住民・アボリジについて放送していたが、イギリスは随分ひどいことをしてきた、ラテン系は開けっ広げで目につくが、こっちは「しんねりむっつりの知能犯」、ずいぶん殺している、タスマニア島の原住民の絶滅。
アメリカ大陸にイチバン最初に住んだのは白人だと唱えたグループがいた、その証拠まで提出したが、これがすべて「デッチアゲ」、彼らは、
「アメリカ大陸には 白人がいて その後 モンゴロイドがやってきて アメリカ Indianになった」
「だから 私たち白人に権利があり 大陸の居住権・所有権は こちら側にある」
荒唐無稽の妄説だが、これで押し切ろうとした、さすがにムリ、世界は科学の時代に入っていた。
だから、大東亜戦争ならアジアが視野に入る、「アジアの解放」「白人世界からの独立」、これが、幾分かは入っているのを認めざるを得ない、だが、太平洋戦争なら、太平洋をはさんでアメリカと日本の戦争、アメリカが正義で日本が悪者、こういう図式を成立させやすくなる。