秋山さん、
「わたし お坊さんがカウンセリングをやったらいいと思っているのよ」
「それには トレイニングが必要でしょう」
「そんなもん やっているうちに身につくわよ」
それが、アキヤマ流らしい、
「多くのケース 接しているうちに 正常な状態にもどっていく」
「へー そーなんですか」
「じっと見守ってやる」
「あの連中 ハシにもボウにも引っ掛からない」
「・・・」
「なんの役にもたたないですよ」
「人間は 成長します」
「・・・」
「チャンスをあたえてやることですよ」
このプラン、秋山さんが亡くなって、消えてしまった。