グローバリズムでマーケットを大きくする、経済活動が活発になり利益が増大するのだが、その利益の大半は、企業や企業関係者の方に行ってしまい、多くの国民には回って来ない、だから上流クラスと中所得クラスとの較差は開いていくばかりだ。
支配グループは、社会の制度や法律を彼らの有利なように整備していく、まさに、
「不適切だが 違法ではない」
この一句ほど、今の時代の本質を突いているものはない。あの事件の収穫だろうか。
大企業や大手の銀行は、巨大な金融資産をタックスヘイブンの島に預けて、「節税か脱税」が、だから、国民の不平と不満は膨れあがる一方で、今回のイギリスの決定は彼らの怒りの証明かもしれない、大衆の側には、EUという大きなマーケットが、目に見えたカタチでプラスにはならなかったということだろう。