原始福音を提唱する手島郁郎(いくろう)には、不思議なエピソードが多い、その前に、この容貌である、日本人離れしていないか。
まるでユダヤ人のようだ、あの失われたユダヤの10部族の子孫のようにさえ見える。
手島は戦後GHQの命令に従わなかったため、阿蘇山麓に逃亡するのだが、そこで、モーセがミデアンの荒野で経験したような数々の奇跡に遭遇する、この風貌を見ると、いかにも、そういうことが起こりそうではないか。
手島の教えは、キリスト教なのだが、日本の伝統や習慣を否定しない、これは、あのキリスト教では、大変に珍しい、キリスト教の宗派の中には、ソートーにひどいものがある、自分たちはいいものを食べ、いい生活をおくり、信者や日本人牧師を酷使する外国人キリスト者さえいる、そう、5~7,8倍いやそれ以上のの収入、彼らにとってキリスト教は贅沢な生活をするための方便、割り切っている、だから、自分の子供は、年に数百万円の学費が必要な外国人の専用学校に通わせていた。
今でも、こんなもんだろう、だから、手島の原始福音は貴重な教えだ。
二年前の夏、靖国神社の境内に、長さ1メートルの千羽鶴が奉納されていた、あの戦争で亡くなった若者たちに、捧げられたものだろう。