
この国の研究、はっきりしない、その原因のひとつは、研究者の側にあるのかもしれない。
かつては、スケールの大きな学者もいたが、
「どうして こうなったのか」
一説では、学徒動員で優秀な学生がいなくなった、
「いい学生から 先に先に」
「なにも そんなに責任を感じることもないのに」
そして、2流3流の学生が大学の椅子を襲った、今は、その2世3世、
「彼ら 思考することの誇りがない」
この世界、ミョーな空気が支配していて、指導教授や学会のボスと違った意見を言うと、
「長い旅に出される」
真実を求めるというのとは、ちょっと違うようだ、
「やはり 共同体維持のバランス人事」
これこそが、「敗戦」なんだろう。