The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

YOKOHAMA の光と風

2020-04-30 09:04:29 | 世界経済
 「よかった よかった」 
 ヨコハマのK君、
 「あんなバケモノ屋敷みたいなトコロ 行かないほうがいい」

 さすがヨコハマっ子だ、すごいコトを言う、
 「レベルが ひくい」
 「おしゃれじゃあ ない」 
 「よくガマンしたなあー」
 知っていたんだ、知っていて知らないふりをする、
 「ああ ヨコハマ」 

 K君、
 「コーヒーでも のもうじゃあないか」

第3の男 終

2020-04-28 09:08:17 | 世界経済
 あの研究所のワタシの席に、
 「チョコン」
 学生が座っている、ボスの手下だ、さらに、
 「今回の論文 出さなくていいよ いいや 出さないでくれ」
 当人たちは、ワケの分からないもんを書いている、あからさまの最後通告、
 「ここにいる意味は ないな」

 第3の男に言うと。
 「仏教教団なんか そんなもんだよ」
 「わかったようなコトを言うが なんにも分かっていない 普通の人以下なんだな」
 彼は密教寺院の出身で、幼い時に父親を亡くし、寺を追い出された、
 「あんな連中は 相手にしないほうがいい 満足な文章の一行も書けない それっ漢文の読めない坊主がいただろう」
 「そもそも 仏教学部の入試に受からない 夜学も落ちた」
 「そうだったのか」
 「ゲタをはかせて 竹馬のせて それでも入れない」

 「キミをどんな目でみていたか 同情するよ」
 第3の男、
 「ぼくはね 一対一のプロテスタント 容赦のない絶対者との対決に救いを見たんだよ」 
 なんと、
 「あの空海も クリスチャンになりたかったと思っている」 

 若かったワタシは、彼のこころのキズの深さとかなしみを感じた。

 

第3の男 12

2020-04-27 08:26:46 | 世界経済
 第3の男、
 「ワタシは 火」
 「キミは 土だ」
 シツレイな話しだ、まったく・・・

 待てよ、 
 火と木  
 火と水 
 火と土   
 「火と木」なら、火の勝ち、
 「火と水」なら、引き分け、
 「火と土」は、痛み分けではあるまいか。

 そんなに悪くないのか。
 第3の男は、容赦ない論理性を武器に、一気に駆け上がる、後ろは見ない、うん、上り道の体系だ。
 ワタシは下り道、だれにでも分かるように記述する、生まれつき、90を越えた母親に聞くと、
 「きっと先祖に 道を究めたヒトがいたんでしょう」
 「ううむ」
 「あなたは 小さいころから そうでした」 
 「ふふふ ふふふのふ」


 

第3の男 11

2020-04-25 09:30:34 | 世界経済
 進学教室の講師をする、ヨコハマの大手の進学塾、講師は小中の教師たちだ、もちろん変名なのだが、ある講師の変名が、別の講師の実名に、
 「多いとそういうことにもなります」 

 確か、公務員のバイトは禁止のはずだった、
 「ローンがあるんですよ」
 ワタシはエリート・コース、ちょっと冗談を言うと、
 「センセイ no joke !! 」 
 「ジカンがもったいないでーす」
 ツボミのような少女、まっしりな肌、
 「ねびゆかんさま いとゆかしきひとなり」   

 有名中学の入試、
 「次の句の解釈を選べ
   たたかれて 昼の蚊をはく 木魚かな 
  1、夏の昼下がりのユーモラスな風景
  2、せっかく休んでいたのに 蚊がかわいそス 」

 もちろん答えは1、しかし、2の方が子供らしい、1の連中は、麻生・開成・慶応・武蔵・・・ そして、東大の法学部、財務省の官僚へ、彼らは消費税を15%にするように工作しているらしい、
  たたkれて ゼーをはきだす おやくにん

第3の男 10

2020-04-24 10:23:13 | 世界経済
 真言密教が重用する経典に「理趣経(りしゅきょう)」がある、その中に、
   これを身に保ち
   読み唱えるならば
   たとえ三界の
   一切の有情を ころすとしても 
   その報いを受けて 地獄に墜ちることはない
   それどころか善きことをなすしるしとして
   正等菩提をあかすであろう・・・     
 
 これぞ大乗仏教、すばらしい一句、3チャンネルで知ったかぶをしているセンセのタッチしないトコロ、「三界の一切の有情」、この三界は、
 欲界
 色界  
 無色界
 まあ、この世界のすべて、それを「ころすとしても」、この「ころす」は「害す」か「殺す」、どっちでもいい、それは、
 「一切有為の法は
   夢のごとく
   泡のごとく  
   虹のごとく  
   幻のごとく・・・」 
 これは、1905年の相対性理論に直結する、その後には、
 ” Quantum mechnics (りょうしりきがく)がひかえている "

第3の男 9

2020-04-23 09:34:41 | 世界経済
 1時間いるとアタマが痛くなる、クスリが散布されているんだろう、漢籍と大乗仏教経典の海、
 「めぼしいモノを見るだけで 2~300年はかかります」
 「もちろん リフレインが多いのですが」
 静かに聞いている、この女性たちは、本当の Lady のようだ、
 「東洋2000年の珠玉の宝庫です」

 「この中に どんなソフトがあることか」
 「何十人・何百人の宗教的天才が 飲まず食わずで修行をつづけ 終にかちとった一言・一句 その集積なんですよ」 

 「なんとすばらしいんでしょう 人類の英知です」
 「いつか わかってくれる時がくる いつか人類の救いになる時がくる」 
 東海岸の二人の女性は貴族的ですらある、
 「万が一 またセンソウになるようなコトがあっても この上だけには バクダンをおとさないでくださいね」
 すると、
 「はい 大統領に そう伝えます」

第3の男 8

2020-04-23 08:45:00 | 世界経済
 あの大学の図書館の前に、二人の白人女性、一人はカトリック禅の道場・神冥窟で知り合った、東海岸のWASP,
 「わたしのおばが詩人なんです」
 「・・・」
 「およみになりますか」
 「うんにゃあー よまねえー」
 ニンゲン、いじめられ続けるとひねくれる、
 「もらっておけばよかった」

 二人は、図書館を見学したいらしい、
 「見せてやればいいだろう いじわるはするもんじゃあないよ」
 「・・・」
 「海山こえて来たんだ」
 「かっぱらわないように見ていてやるから見学させてやるといい ドーゲンだって そーするよ」
 「ううう 聞いてきまーす」

 ここだけがワタシの世界、ワタシの青春、ワタシの王国、1年間のバイトも学費を払うといくらも残らない、学僧に言うと、
 「ぼくは家(寺)から振り込むから そーゆーハナシは わからない」
 このオトコ、漢文が分からないと聞きに来る、ところがお礼のひとつも言わない、
 「それが この男の 道元禅だった」

第3の男 7

2020-04-22 10:27:28 | 世界経済
 トツゼン、
 「もっと hard に書かなけりゃあ ダメだー」
 ワタシの作品、これには、いくらオンコウ・温厚なワタシでも、
 「言っちゃあいけないコトがある」  

 「上り道」なんかと甘やかしたのがいけなかった」
 「空海のデキソコナイが 100年はやいんだよー」
 「自分は ワケのわかんない文章を書きやがって なにがhard だ」 

 この国の平等とか自由はタテマエで、あの大学院でも、
 「おまえなあー ブッキョウやりたかったら学部から入ってこなけりゃダメなんだよー」
 「ウロチョロされちゃあ 目ざわりなんだ」
 「おまえなんか 図書館で勉強してりゃあーいいんだ」

 おかげで万巻の書物を読んだ・・・20年間が過ぎた、
 「よかったのか わるかったのか」
 
 

第3の男 6

2020-04-21 10:08:48 | 世界経済
 真言宗そのものが「上り道」、フツーの人では、
 「とても ついていけない」
 大師信仰は、サービスだろう。

 あの手・この手の精密なシステムで、キリスト教のようにシンプルではない、
 「ゼイタクなシカケを用意している」 
 千数百年前に、
 「よく やってくれたものだ」     

 あるいは、中世に、この宇宙を飛び出して、他の島宇宙とコンタクトしていたのかもしれない・・・
 

第3の男 5

2020-04-20 08:45:01 | 世界経済
 真言宗の僧は、どこか空海に似ている、
 「こぶりの空海」
 「もうひといきの空海」
 それが宗風なんだろう。

 その大風呂敷は、
 「大日如来は 多元宇宙」
 「弥勒信仰は 量子力学」
 どこで、そのヒントを得たのか、はじめは、2年間の長安滞在かと思ったが、あるいは当時の京都周辺かもしれない、それは、
 「外国人の集まるサロンが 数多くあったからである」

 そのシーンは、
 「聖徳太子絵伝に描写されている」