こんなことですむはずがない、私が認めた、たったひとつの頭脳・ヨコハマのM君、
「お上品なNHKが ゼッタイにふれないと思うが・・・」
「この時 芥川龍之介は 夜の姫君と日中友好 それでオミヤゲをもらってしまったんだね」
「まさか」
「まさかもあかさかみつけもない」
「ほんとうかい」
「ウソなんか言って どーすんだ」
「病名は」
「なんだろうね 性病は性病だが 芥川の小品に『南京の基督・キリスト』があるが それがヒントかもしれない」
「岡本かの子の『鶴は病みき』で触れている」
ホントウだろうか、
「だから 彼の自殺は文学的なものだけではなかったんだ そうそう斎藤茂吉が処方している」
「この辺を 天下のNHKが触れるようだと まあまあ 大人の鑑賞に耐えるんだけどね」