イギリス外交には失敗が多い、現在の中東紛争の原因はイギリス外交のツケ、まず、イスラエルの建国、それに中東地域を線引きして国家を成立させた、それから混乱と騒動が持続している。
イスラエルについては、たしかアフリカいや南アメリカの過疎地が候補地に挙がっていたはずだ、これはユダヤ原理主義者の反対でボツ、それにしても何千年前のアブラハムの契約を主張するというのはスゴイ、ムリを通せば道理が引っ込む、そして、奇妙なことには、今のイスラエル人が迫害しているパレスチナ人の方がホントーのユダヤ人の子孫というのが真実らしい、つまり、ローマ帝国に滅ぼされた時、世界各地に分散したのではなく、現地に留まりキリスト教徒やイスラム教徒になったというのだ、それでは迫害している方は何者かということになる。
ところで、キッシンジャーが中国に近づいたのは、今のイスラエルになにかが起きた時、中国の辺境に第二のイスラエルを認めてくれないかということだったのではあるまいか、そのために貴重な宇宙技術をコピイさせた、どうだろう。
今回の李克強の訪英は評判が良くない、英国各紙は、
「傲慢(ごうまん)な態度」
なにしろ李氏一行を迎える空港の赤ジュータンが、
「3メートル、短い」
そして、
「女王に会わせろ、会わせなければ交渉しない」
こうして女王との面会を全世界にアッピール、アフリカやニューギニアの人々がビックリ、
「やっぱ チューゴクさまは えらいんだべな」
コピイとパクリの中国製品に後光がさすというものだ、これも狙いのひとつか。
玉石混交の意見の中に、
「イギリスは、単純な国ではない」
来たね、どいうことか、
「エゲレスはキンピラよりも李克強に賭(か)けたのだ」
キンピラとは「習近平」、
「李克強は事実分析をきっちりとやるし、中共崩壊後も政治指導者として力を持ち続けると踏んだのかな?」
いるんだな、分かっているヒトが、そして、現在の中国の指導者のほとんどがアメリカ留学組だが、李は日本留学で、なんと、あの小沢さんちに下宿している、とすると民主党が小沢を切ったのは千慮の一失、小沢さんには、もう一度チャンスがあるのかもしれない。
それにしても、やはり、007の国の外交戦略、捨てたもんじゃあないね。