The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

世界文化賞の名誉 下

2013-10-19 04:19:49 | Weblog
                   
 「世界文化賞」の背景には、やはり、世界の二大権威・天皇陛下の存在があるのかもしれない、もっと評価すべきだろう。

 特に、日本のマスコミは、あまり取り上げない、だが「いいものはいい」のであり、すなおに理解するべきだろう、次の世代の日本人の自信と誇りに結びつく。

 本当にモノが分かった国際人の間では、この賞は、日本人が考えている以上の名誉なのかもしれない、
 「両陛下とお会いできたのは、すばらしい経験でした」
 これは、フランシス・コッポラ、
 「短い時間でしたが、優しく魅力的な笑顔で接してくださいました、とてもとても光栄に思います」

 「とてもとても光栄」だって、熾烈(しれつ)なビジネスの世界で生き抜いてきた業界人は、めったなことでは感動しない、海千山千の映画人のこころの琴線(きんせん)を振るわせた笑顔は、どんなヒーロー・ヒロインにも無いものだろう。

 昨年の絵画部門受賞の蔡國強さんも来日したのだが、
 「皇后さまが、火薬を使って製作する私の作品をよく知ってくださり、びっくりしました」
 日本語のできる蔡さんは、
 「中国国籍を持つ初の世界文化賞受賞者として、アートを通じ日中友好のために尽くしたいと思います」

 なかなかじゃあないか、すると、この賞の人選には、そういったことの「ふくみ」もあるんだろうか、なお、賞金は、各人・1500万円だって、うらやましー

世界文化賞の名誉 上

2013-10-17 09:51:15 | Weblog
                    
 世界文化賞は正式には「高松宮殿下記念世界文化賞」、その25回目の式典が行われた、これっ、知らなかった。

 世界では、どのくらい知られているのか、あのノーベル賞とくらべてどーなんだろーネ、これは、
  絵画部門
  彫刻部門
  建築部門
  音楽部門
  演劇映像部門

 五部門から成るのだが、演劇映像では、あの「ゴッドファーザー」の監督・フランシス・コッポラ、この人なら知っている、お祝いに駆けつけたこの国のソーリは映画が好きらしく、政治家にならなければ映画監督になっており、
 「ワタクシめが ゴッドファーザーを撮っていたことでありましょー」
 「・・・」
 「その代わり アベノミクスはなかったかもしれませんね ヒッヒッヒッー」
 会場の笑いをさそったというが、これ、ちょっとはしゃぎすりじゃあないのかな。

 また、震災直後に来日して「ふるさと」を歌ってくれたテノール歌手のブランド・ドミンゴさんも受賞したが、
 「ドミンゴさんの思いが 国境を越えて伝わりました」
 さらに、
 「すばらしい芸術作品との出会いは 人生まで変えかねません」
 「そうした出会いを提供してくれた受賞のみなさんに 感謝いたします」

 これは、まあまあ、アベ政権の支持率、ちょっぴりUPしたかもネ。

カップルの視線の先に

2013-10-15 05:01:46 | Weblog
                             
 参賀を終えた人々の列は東京駅の方に向かったのだが、前から、きれいな白人の女性がやって来る、かたわらには若い頃のグレゴリー・ペックみたいなイケメン、まるで絵のようなカップル、「ローマの休日」ではなく「トーキョーの休日」、そっと手を組んでいる、
 「おまわりさん、おまわりさん、フジュン・イセイコーユー(不純異性交遊)ですよー」
 まあまあ、二人の視線の先に、二重橋に向かう長い列、
 「このカップルも、参賀に来てくれたんだなあー」

 ワクワクとうれしそう、だから、日本人は世界に類を見ない、それを、過少評価しているのかもしれない。

 ところで、日中友好協定のために北京を訪れた田中角栄に不倒翁・周恩来が、
 「天皇陛下によろしくお伝えください」
 この天皇は昭和天皇だが、この「よろしく」の内容は、なんだったんだろう。

 前に、世界の二大権威はローマ法王と天皇陛下と記したが、どちらが上かというと、ほぼ同格なのだが、在任期間の長い方が上という解釈がある、するとこの時期、ニッポンの天皇は、ぶっちぎりのトップだったことになる、まるで知らないで貴重な時代を過ごしてしまった。

 韓国と中国、実のところ、日本の天皇陛下がうらやましくてしかたがない、弱いものいじめが好きで怒りんぼうの二つの国、もし天皇陛下がいれば、思う存分、えばれるっていうもんだ、もっとも、そんな国には、ゼッタイにいないんだがねえー。

 連日のような日本タタキ、この原因の大半は、自国内の不平・不満を外に向けさせるためで、それだけ、国内の不平・不満の圧力が強いということ、その辺を、この国の新聞・テレビは報道しようとしない、だが、中国からの留学生、自分の国に帰りたがらないそうだ、その理由は、日本のほうがずっといいからだ。

 安全で清潔、サイフを落として、あわてて交番に飛び込んだら、すでに届いていた、
 「チューゴクでは、こういうことはありませぇーん」
 「マツヤのちょーしょくのコバチは、ぜったいにギューザラですね」

 イチバンの敵は、外にあるのではなく、この国のマスコミかもしれない。

正月の一般参賀

2013-10-12 16:03:55 | Weblog
                           
 正月の二日に一般参賀があるのだが、驚くほど外人が多い、私は、たんなる観光かヒヤカシぐらいかと思っていた。

 だが、世界の二大権威の片方、ぜひ、お目にかかりたい、そういう動機もあるのではなかろうか。

 3年前に参賀したが、持ち物検査にボデイ・チェック、変なものは持っていかないほうがいい、男は男が、女性は女性がボデイ・チェック、
 「ポケットになにか入れてますね」
 「いいえ」
 「丸いものがゴロゴロしてます」
 「それは、わたしのナニです」
 「ナニというと、なんですか」
 「いうんですか」
 「キケンブツやバクハツブツは、ダメなんですよ」
 「キケンじゃありましぇーん、バクハツはプチ・バクハツでーす」
 「なに、いってるんですか」
 腹を立てた係官、
 「ムンズ」
 「ギャアー」

 アラブ系の男性が、いやがりもせずに素直に従っていたのには驚いた、これは、実は、イヤなもんだ、それでも参賀をしたい、うれしいじゃあーないか、これが、彼ら・イスラームの人々が、日本の天皇を、どー思っているかの、ひとつの答えかもしれない。

 参賀が終り、ゾロゾロと出口に向かう、前には、台湾からの老夫婦、一生の願いが実現した、
 「これで、思いのこすことはありません」

 しみいるような銀色のほほえみ、皇居の緑がまぶしい。

世界の二大権威

2013-10-09 08:45:09 | Weblog
                                
 日本の天皇陛下、この国のマスコミは、あまり評価しないようだ、やはり、天皇制に対して批判的なのかもしれない。

 だが、世界の二大権威は、ローマ法王・Pope と天皇陛下・Emperor 、これは、もっと知っておくべきだろう。

 ローマ法王が、ある国に行くと、その国の元首は正装してホワイトタイで、飛行場まで出迎えに行かなければならない、だが、天皇は同格なので、ローマ法王が皇居まで出向くことになる。

 世界の外交では、これが厳守されており、ローマ法王・天皇陛下の下に、King・Queenがくる、さらに President、そしてPrime Minister … になる、President にも順列があり、そりゃあ、やっぱり、アメリカがイチバンだろう、アメリカのプレちゃんはコリャアのプレさんよりも上。

 小さな国でも大統領というのは、こまったもんだ、中統領どころか小統領ぐらいの国が多いネ、一日の収入が一ドルのアフリカなどは、中か小だろう、となりの韓国はどうか、ずいぶん大きな態度だが、GDP は日本の十数分の一、その統計も、あやしいもんだ、だから、中統領ぐらいが、ちょーどだね。

 こういった事情なのだから、天皇さんは、大切にしたほうがいい、この辺は、もっというべきだろう、クレーム国家・コリアさんは、日本の天皇を「日王」と表記して、正式の名称を無視、前の大統領なぞは「日王を跪(ひざまず)かせる」、こういう発言をすると、失業とウォン安でヒイーヒイー、オンナたちは外国に出かけて「お金をもらって自由恋愛」、日本にもやって来ている。

 だから、「日本の天皇にあやまらせる」というと、「ワアッー」とくる、そんなことでしかストレスを発散できない、なんて、かわいそうな民族なんだろう。